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東京都社会福祉協議会

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複数の施設を有する法人における効率的な固定資産管理

法人情報・改善テーマ

外観
法人情報
  • 主な事業:保育所、一時保育事業
  • 地域:区部
  • 施設数:7施設
  • 職員数:240名(常勤127名、非常勤113名)
  • 依頼した専門家及び費用:税理士、約20万円
改善テーマ
  • 各施設で保有する固定資産の一括管理

取組のきっかけ

  • 施設数を増やしてきた中で、各施設の固定資産管理、特に減価償却について整理が難しくなってきていた。
  • 固定資産以外はクラウド管理に移行していたが、固定資産についても、職員から行政監査の度にチェックを行う作業の負担感が大きいとの声が上がっていた。

課題

各施設の固定資産管理を法人で把握できるようにする。

取組:社会福祉法人用の減価償却システムの導入

実践
  • 既に決算等で取引実績のある税理士に相談をして、最適なシステムの導入を検討した。
  • 市販の社会福祉法人用減価償却システムを導入し、固定資産の管理を行った。
  • 月に一度程度、税理士に来訪してもらい、使い方をレクチャーしてもらうことで、システムを導入しただけでは終わらず、効果的に活用できるようにした。
成果
  • 新システムを導入後、法人で各施設の固定資産の状況を把握することができるようになった。
  • 行政監査の際に間違えることもなくなり、業務も効率化した。
まとめ(改善のポイント)
  1. 固定資産管理においては、一時的に費用が発生するとしても、システムの導入が有効
  2. 新たなシステムは、単に導入するだけでなく、その使い方のレクチャーまでセットで行うことで、効果的な改善につなげることができる。
改善を行った感想
  • 委託を行う中で、専門家に不明な点を何でも聞くことができ、結果としてとても勉強になった。
  • 当初は、固定資産の管理程度であれば、自分たちだけでも十分対応できると考えていたが、システムを導入してみると、大幅な業務の短縮につながり、法人としても固定資産の状況が一目で分かる状態になったため、費用以上の成果があったと思う。
今後の課題
  • 各施設の職員への給与の支払についても、システムで一括化していきたい。
施設の庭

 

 

 

 

 

お知らせ

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社会福祉法人経営力強化事業「7.専門家の紹介」

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