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西脇基金について

西脇基金は、児童養護施設や里親のもとで暮らしている児童が、大学、短大、各種学校等へ進学する際の学費の援助を支援しています。給付型の奨学金であり、原則として返済の必要はありません。

大学や短大、専門学校へ進学すると、子どもたちを取り巻く環境は大きく変わるものです。特に、児童養護施設等で生活してきた子どもたちは、施設を退所し、新たな生活環境で自立した生活を送ることになります。

このような状況の中で、西脇基金による支援は金銭面のみならず、向学心にあふれる子どもたちの日々の生活と将来を支えています。子どもたちはもとより、子どもたちを支える関係者からのこの活動に対する期待はとても大きいものとなっています。

創設の経緯

西脇基金は、昭和62年(1987年)、「児童養護施設出身者で大学などに進学する生徒のために使ってほしい」との西脇和昭氏の遺志により、ご遺族からの寄附を受け、東京都社会福祉協議会に進学資金を給付する基金として創設しました。

子どもたちへの給付は 年200件以上

西脇基金の給付は、昭和62年の創設当初は3人(108万円)でしたが、毎年度増加し、令和2年度には241人(5,772万円)まで増加しています。これまで西脇基金で支えてきた子どもたちは、のべ3,034人、給付累計額は9億40万円となりました。(令和3年3月時点)

現在、都内の児童養護施設で生活をしている児童は約3,000人、里親委託児童は約300人です。西脇基金では、子どもたちの「進学したい」という気持ちを大切にし、成績による選考をしないこととしています。

また、西脇基金は6億7,000万円を原資とする基金ですが、昨今の利率低下により、その運用益だけでは必要な給付財源を確保できません。28年度より、月額を3万円から2万円に引き下げて給付を継続していますが、給付継続にあたっては、多くの方々のご協力が必要です。

<給付状況は下記をご覧ください>

PDFファイル西脇基金給付実績表(令和2年度末)(164KB)

子どもたちの夢を応援しています(お礼の手紙から)

◆わたしは、幼いころからの夢であった保育士になるために、専門学校へ進学し、勉強に励んでいます。今後は、専門学校で幼児教育を学んだうえで、立派な社会人として自立し、社会に貢献できるよう努力していきたいと思います。

◆私は、高校のころから人の役に立ちたいと思っていました。そのために、現在大学では福祉の勉強をしております。私は、児童養護施設や里親家庭などで育ちました。その場所での経験や感情は、今となっては大切なものとなりました。私のように社会的養護を受けて、親元で暮らすことができない子どもたちに寄り添えるようになりたいと思います。今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。

◆とうとう大学4年生になりました。今は入学前からの夢だった児童福祉司になるため、日夜公務員試験の勉強に励んでおります。4年間大変なことはいろいろありましたが、何とかへこたれずに頑張れたのは、ひとえに皆様のご支援のおかげです。お金の心配が少ないことは勉強に打ち込むために本当に大切なことだと思います。体調がすぐれずバイトにあまり入れなった時も、実習で長期間収入が減った時も、大変助けていただきました。また、貴重な4年間を、勉学とバイトのみに費やすのではなく、ボランティアやサークル活動など、得難い経験や出会いの機会にすることもできました。ありがとうございました。

御礼の手紙

西脇基金を支える会について

西脇基金の運営に苦労している窮状に鑑み、「西脇基金を支える会(代表:宮内眞木子氏)」が平成9年に発足しました。以来、毎年チャリティーコンサートを開催いただき、その収益の全てを東京都社会福祉協議会へご寄付いただいており、「西脇基金」の給付に充てさせていただいております。

 

【開催中止】「西脇基金チャリティコンサート2021」について

9月27日(月)に、なかのZERO大ホールにて開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、開催を中止することとなりました。令和2年度に引き続き、2年連続の中止となり、ご参加を予定されていた皆様には大変申し訳ございません。何卒、ご理解いただけますと幸いです。

なお、チケットの払い戻しなどについては、下記までお問い合わせください。

PDFファイル

お問い合わせ先

部署名:福祉部 児童・障害担当
電話番号:03-3268-7174(直通)

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