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災害関連情報

福祉の本
高齢者デイサービスにおける支援効果と支援技術 〔初版第2刷〕 
~利用者インタビューから導いた支援効果と誘因分析によって体系化された支援技術
定価(税込み)
1,047円
発売日
2009.08.01
サイズ及びページ数
A4判 250頁
ISBNコード
978-4-903290-76-8
◆概要◆
東社協センター部会は、都内デイサービスセンターを対象にデイサービス支援効果の調査研究を4年かけてまとめ、その結果明らかになった研究成果を東京から全国に発信することにいたしました。デイサービスの支援効果やデイサービス職員の専門性、支援効果と専門技術との関係は、経験知としてわかっていても、客観的な検証作業は遅れていました。

本調査の目的は
①デイサービスにおける職員の専門技術を体系化すること
②利用者への支援効果と職員による支援技術との関係を明らかにし、支援技術の指標づくりを行う
③その結果、通所介護計画への応用をはかる、です。

本調査研究は質的研究法を用いました。利用者からのインタビュー分析結果から導き出された15項目の支援効果を分析し、支援因子を抽出、KJ法によりカテゴリー化しました。この作業の結果、15の支援効果を生み出す「支援技術体系」と「支援行為例」を導き出し、報告書にまとめました。なお、調査研究の一環として、多くの部会会員からの意見を集める目的で「出前講座」を2回実施し、調査報告に反映させました。
本書をご購読のうえ、介護保険制度の見直し、デイサービス事業の専門性向上にぜひご活用ください。
東社協センター部会 インタビュー分析委員会
◆目次◆
はじめに

【Ⅰ インタビュー調査】
1.今日のデイサービスにおける問題の所在
 1 デイサービスに期待する役割の変化
 2 現場実践と制度との関係性の逆転
 3 デイサービスの本質的機能の再考と検証の必要性
2.調査の概要
 1 調査目的
 2 調査方法
 3 調査者
 4 調査対象施設と対象者
 5 分析方法
 6 調査期間等
3.調査の結果
 1 分析結果から導き出されたカテゴリー
 2 各カテゴリーの解釈 
4.調査結果から得られたこと
 1 今回の調査方法を振り返って
 2 インタビュー調査からわかった利用者本人が語る支援効果について
 3 分析された「支援効果」から、デイサービスの特性と機能をどう捉えるか
 4 これからのデイサービスの課題 

【Ⅱ 支援効果の誘因分析研究】
1.調査の概要
 1 調査(分析)目的
 2 調査方法  
2.調査の結果《『支援技術体系』》
3..『支援技術体系』の概要
 1 物理的環境誘因
 2 人的環境誘因
 3 運営システム環境誘因 

【Ⅲ 誘因分析研究の結果概要】 
1.15の支援効果カテゴリーを生み出している「支援技術」の解説
 1 生活の基盤が整えられる(送迎・食事)
 2 介護サービスがあり、在宅生活を継続していく希望や安心感を持てる(入浴)
 3 健康な生活が送れる
 4 主体性や意欲のある生活をつくりだす
 5 リハビリ効果がある
 6 趣味や生きがいができた
 7 何歳になっても学習し成長する機会が必要
 8 自信を回復する 9 集団で活動を行う良さがある
 10 当事者聞で相互支援する
 11 途絶えていた人間関係を取り戻す
 12 社会の一員としての自覚を取り戻して行動する
 13 家族と良い関係が持てる
 14 相談援助や精神的支援を受けられる
 15 職員のあたたかい接し方が心の支えになる
2.誘因分析研究まとめ
 1 誘因分析調査からみえてきたこと
 2 この調査の残された課題について
付録:本調査報告書の現場での活用例

資料編
1.全センテンス一覧
2.分析シ一ト
3.資料「東京における高齢者在宅サービスセンター事業の変遷」 

おわりに

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