都内の母子生活支援施設が加入する東社協母子福祉部会では、「入所対象者の拡大と職員の定着により、安定した施設運営を目指し、地域に必要とされる施設となる」ことをテーマに活動しています。「特定妊婦の受入れ状況」「福祉人材の確保・育成・定着に向けての取組み」等を含めた「東京の母子生活支援施設の実態調査」の実施や、提言活動などを通じ、施設を取り巻く現状と課題を整理するほか、従事者向けや養成校等を対象にした研修会や意見交換会、見学会等の開催等を行っています。 昨今、児童の痛ましい死亡事故の発生も相次いでいます。平成31年4月に「東京都子どもへの虐待の防止等に関する条例」も施行されました。DV被害者の保護、虐待防止等の支援を積み重ねてきた母子生活支援施設は、その専門性を活かし、施設利用者と地域で暮らす母と子の命を守り、心と生活の安定のために貢献していきます。