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【コラム】このヒトに会いたい

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浅見 良子

野塩ふらっとサロン/民生児童委員

地域にふらっと気軽に集まれる場所を
清瀬市野塩で高齢者が気軽に立ち寄れるサロンを始めて3年目、民生児童委員としての活動が13年目の浅見良子さんにお話を伺いました。

福祉広報 2014年3月号 くらし今ひと

 

きっかけは・・・

高校生の時に、障害児のレポートのために池袋にあった日本肢体不自由児協会に連絡をとりました。本を借りて読んだり、障害児の遠足について行ったりして、何か引き込まれるものがありました。そのまま社会福祉を学ぶようになり、上智社会福祉専門学校に通いながら昼間は荻窪の知的障害児の通園施設で働き、ボランティア活動にも関わりました。結婚を機に清瀬に根をおろし、子どもの小・中学校のPTAの役員を引き受けました。地域の青少協等との関わりが増える中で、13年前に、民生児童委員のお誘いがあり、「まだ若く何の知識もないし」と悩みましたが、「これが最後のボランティア活動」と引き受けることにしました。夫も背中を押してくれました。でもいざ始めてみると、ひやひやの連続で、一軒訪問するのに「この路地の奥に家があるのだ」と地図と首っ引きでした。夫も電話一本ですぐ飛び出していく私を見て「思った以上に大変なんだね」と驚いていました。

民生児童委員活動の中から

担当は1千世帯。65歳以上の高齢者が450人。きっかけは介護保険の申請等様々ですが、皆さんの話の聞き役に徹することが民生児童委員の仕事だと感じています。関係を作っていく中で[不安]から[安心]という気持ちになるようにお手伝いをさせて頂ければと思っています。もっと顔を出してよと言われます。訪問は夜来てよ、夜が長くて…という声も。特に高齢者は話し相手が欲しいのです。地域の中に、体操教室や老人会ではなく「もっと気軽に行けるところが必要だね」と仲間の民生児童委員と話をしていたとき、ちょうど清瀬市の高齢支援課でも市内に高齢者サロンを作る計画があり、タイミングが合いました。「とにかく開いちゃおう」ということでオープンしました。

対象は全ての市民

定員はありません。午前来る人。午後来る人。一日いる人と様々です。高齢者だけではなく、子育て広場の親子がやってきたり、障害のある方がきたり。対象は全ての市民です。運営は民生児童委員が中心で、社協の傾聴ボランティアが手伝ってくれています。市は会場を準備してくれます。市内には全部で32のサロンがありますが、私が携わる野塩のように民生児童委員が中心になって作ったサロンもあれば、行政が準備したものもあり様々です。ふらっと型の10のサロンで連絡会をつくり、スタンプめぐりをしています。地域を超えて自由に出入りできるというしくみです。近所づきあいを離れて交わりたいという人が遠くから来てくれることもあります。一方で地域でのつながりに活かしたいという趣旨から地域を限定しているサロンもあります。全国の民生児童委員運動で「災害時要援護者支援活動」に今取組んでいますが、それは民生児童委員だけではなく、人と人のつながりがあってできることだと思います。    
 
この前の大雪。地域の雪かきの様子をみて回りましたが、「初めてアパートの人と口をきいた」という人もいて、あらためて「ちょっとしたことで地域がつながる」と思いました。このサロンは常にそういう場でありたいと思っています。民生児童委員ですので、サロンで相談を受けるということはありますが、主役はいらっしゃる皆さんのおしゃべりです。「サロンに来ないと日本語忘れちゃうよ」が合言葉です。皆さんが楽しい一時を過ごせるよう願っています。

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野塩ふらっとサロン(清瀬市)

3年前に市民からの希望により開設された高齢者等が気軽に立ち寄れるサロン。民生児童委員が運営の中心になっている。開設場所は野塩地域市民センターの集会室。時間は第1・第3水曜日の10~15時。定員はなく、利用者の名前も緊急時を除いては聞かない。利用者は平均20人。なお、市内にはいろいろな形態の交流サロンが32か所ある。

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