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寺田 晃弘

AKIHIRO TERADA

東京都民生児童委員連合会 副会長

民生・児童委員の活動と建築の仕事、どちらも私のライフワークです。
副会長として都民連の普及・啓発パレードを主導した、寺田晃弘さんにお話をうかがいました。

福祉広報 2014年6月号 くらし今ひと

 

快晴に恵まれた5月18日、新宿通りで「東京都民生委員・児童委員活動 普及・啓発パレード」が行われました。3回目を迎えた今回、1500人を超える参加者に加え、14区市社協等の「ゆるキャラ」が参加したパレードは、大きな歓声に迎えられました。

パレードを終えて

おかげさまでこのパレードも3年目を迎えることができました。反省点も多くありますが、今回、委員が「参加するだけ」ではなく、パレードを楽しめるような雰囲気をつくれたと思っています。民生・児童委員というしごとには、自分の感情を抑制しなければならない面があります。苦しい思いをすることもありますが、意義も、やりがいも大きい。だからこそ、委員たちには自信や誇りを持ってもらいたいのです。
このパレードは、都民の方々に民生・児童委員の活動を知っていただく場であると同時に、委員同士の交流の場でもあります。委員が自らの活動を振り返り、他の地区の委員と交流することで、横のつながりや、組織としての一体感が生まれます。それがよりよい活動の原動力になると思うのです。

継続して見えてきたこと

実は、私は民生・児童委員にはなりたいと思ってなったわけではありません。父が30年間豊島区の委員を務めており、後継者がいないというので「仕方なく」引き受けたという感じです。しかし、役員に就任したころから活動に深く関わるようになり、今では委員のしごとを生涯学習のように考えています。
今年で委員を務めて28年になります。私は建築の設計の仕事をしているのですが、建築士というのは人の価値観や人生観にまで関わる、大変おもしろい職業です。民生・児童委員と建築士という、まったく異なるしごとに、それぞれ切り替えて取組んできたことで、ここまで続けてこられたのかもしれません。

ミンジーと一緒に

今力を入れているのは、「児童委員」としての活動の周知です。虐待やいじめの問題など、児童に関わる痛ましい事件があとを絶たないなか、児童委員の活用は急務だと考えています。しかし、児童委員は民生委員ほど知られていないのが現状です。そのため、児童委員としての活動を知っていただき、「困ったときには児童委員に相談しよう」という意識の普及に取組んでいます。
例えば、今回のパレードには東京都民生・児童委員のマスコットキャラクター「ミンジー」が参加しています。子どもたちからの評判もよく、今回もたくさんの親子連れがミンジーと一緒に記念写真を撮ってくださいました。このような機会を通じて、児童委員の活動を広く社会に知っていただき、支援を必要とする方に、確実に支援の手を届けられるよう、今後も普及・啓発活動に力を入れていきたいと考えています。
 

100周年に向けて

2017年に、民生委員の制度は100周年を迎えます。その年には都内の1万人を超える委員が一堂に会せるような、大規模な催しができたらと、私個人としては強い思いを持っています。100周年に向けて、足並みをそろえて「100人の1歩」も必要なことですが、「1人の100歩」という意識を誰もがもつことも大事なことで、多くの人と協力して様々な取組みをすすめていきたいと思っています。 

 

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