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【コラム】このヒトに会いたい

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高橋邦彦

KUNIHIKO TAKAHASHI

Child+

保育について語り合える大切な仲間ができました
震災のあった仙台から関東に移り住み、保育士として働いている高橋邦彦さんにお話をうかがいました。

福祉広報 2014年7月号 くらし今ひと

 

東日本大震災が起きた時、私は仙台で保育士をしていました。その後、関東の保育園に転職をし、周りにあまり知人もいない中働いていました。
 

「Child+」に出会って

昨年4月に、「希望をささえる―3・11その時、保育園は 続編―」(岩波映像)というドキュメンタリー作品の上映会があるという情報をSNSで知って、なんとなく行ってみようと思ったんです。その主催が「Child+(チャイルドプラス)」という、保育士が保育士のために様々なワークショップなどを行っている団体で、月に1度程度多彩な活動をしていることを知り、私はそれから予定が合えば参加するようになりました。活動には公立、私立、株式会社と様々な母体の保育園で働く保育士が集まり、その時のテーマに合った話はもちろん、それぞれの園の保育の話などをたくさんしました。当時、私は保育園での子どもとの関わりに悩むことも多く、Child+でそれを経験豊富な主任保育士の方にアドバイスしてもらったり、逆に保育士になりたての方に話して素直な意見に気付かされたりすることもありました。また、そこで知り合った気の合う仲間と仕事帰りなどに食事をしながら仕事の話やプライベートの話をするようにもなりました。こちらに出てきて友達もあまりいなかったので、気軽に話ができる仲間ができたことは自分にとってすごく嬉しかったです。

自分の思いが明確に

Child+の活動に参加して、様々な方と話をしていくうちに、自分が子どもたちとの関わりの中で何を大切にしたいのかが明確になってきました。正直、それまではなんとなくの方向性はあっても、自信もなく、同じ園の保育士と自分の考えに差があってもそのままやり過ごしていました。でも、子どもたちにより良い保育を提供するためにはそれではいけないと思うし、これからは保育に対しての思いを少しずつ園の中で伝えていきたいと思っています。やり方は違っても「子どもたちのために」という出発点は同じなのだから、話し合えるはずなんです。
 

いつも明日への活力をもらう

Child+に参加している保育士の方は、みんな熱い思いを持っているけれど、決してそれを押し付けるわけではなく、相手の考えをきちんと聞いて受け入れてくれる方が多いと思います。特に悩み相談をする時間が設けられているというわけではないのですが、私は活動に参加するといつも最後には「よし!明日も頑張ろう!」と前向きになれるんです。
だから、私のように悩んでいる保育士の方ってたくさんいると思うし、気軽に参加してほしいと思いますね。特に、男性保育士って様々な悩みを抱えているのではないかと思うのですが、Child+の参加者は男性保育士も割と多くて、その中だけでもいろいろな個性の人たちがいて、それを覗きにくるだけでもいいんじゃないかなと思います。きっといろいろ分かり合えることもあるでしょうし、私のように、明日への活力をもらえると思いますよ。



ワークショップの様子

 

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Child+(チャイルドプラス)

保育士のための様々なワークショップを行い、保育士同士のネットワークを築くきっかけ作りをしている現役保育士による団体。
http://child-plus.jimdo.com/

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