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荒川区社会福祉法人連絡会の取り組み1  「パントリー事業」

荒川区社会福祉法人連絡会

荒川区社会福祉法人連絡会では、フードバンク「セカンドハーベストジャパン」から食材の提供を頂き、地域との関りが薄い世帯の皆様へ食品等を、参加法人事業所を拠点施設、担当施設として配付。身近な相談の窓口としての関係づくりを目指しています。

令和4年5月19日掲載

荒川区社会福祉法人連絡会は、令和2年7月に立ち上げ、参加法人:26、事業所数:58で構成されています。 各法人が相互に情報交換を行い、地域のニーズや課題を受け止め、社会福祉法人等の連携・協働により社会貢献事業等に取り組むことで、荒川区民の福祉向上を図ることを目的として活動しています。

主な取組みとしては、「リサイクル事業」「フードパントリー事業」があります。

「フードパントリー」は、23法人/45事業所が参加。

令和2年11月から実施し、当初は2ヶ月に1回奇数月に実施していましたが、令和3年5月からは、毎月 実施に変更しました。これは、協力いただいている法人から、2ヶ月に1回では、利用者との関係作りが難しいと声があがったためです。

【フードパントリー利用申込】

  

【フードパンントリー事業の実績】

※対応事業所は利用者が食料を受け取りに行く施設。

※受け渡しの際に、利用者の方とコミュニケーションを取り、困りごとがあった際は、紹介を受けた機関へ報告を行い情報共有をする。

【紹介機関】

 障がい者福祉課、子育て支援課、保育課、こども家庭総合センター、地域包括支援センター、高齢者みまもりステーション、社会福祉協議会など

【今後の課題】

フードバンクへの食材受取り、申込世帯への仕分け作業、拠点事業所への配送作業を事務局のみで行っており、今後、申込世帯が増えてきた際の作業に手が回らなくなる可能性があり、参加法人に作業の分担、協力を依頼していく必要がある。

アンケートを行った際には、協力できる部分を協力していきたいと手を挙げてくれている法人もある事から、法人連絡会内での役割分担を行っていくのが課題となっている。

パントリー事業は、開始当初の申込世帯が11世帯に対し、令和4年2月では29世帯に増加、新型コロナウイルスの影響もあり、今後も申込世帯は増えてくるであろう事が予測される、必要な世帯に速やかな対応を行うためにも、参加法人へ仕分け作業を行う場所の提供など、具体的な役割の振り分けが必要になってきている。