(情報掲載日:2020年11月27日)
大学病院等の救急救命センターを掛け持ちする外科医が私の医師としてのスタートでした。脳卒中やがん患者さんの「命を救う」ために手術をし、術後の治療にあたっていました。経管栄養やバルーンカテーテル、点滴の投与といった大病院ならではの治療を行い、容体がある程度安定したところで退院です。当時の医療現場では【早期退院】がキーワードでした。私は、退院していく患者さんたちが、退院後にどのような生活をしていくのかを気にしながら、日々治療をしていました。
福祉広報2020年11月号掲載
医療法人社団つくし会
理事長 新田國夫さん