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フクシってなんだろう?知りたいなと思ったらここをのぞいてみてね。知れば知るほど、フクシってわたしたちの身近にあるんだよ。

わたしのフクシ。「見えない障害バッジ」プロジェクトを紹介するよ!

  • 福祉の話題
  • (情報掲載日:2016年1月28日)

「見えない障害バッジ」プロジェクトとは

「見えない障害バッジ」プロジェクトは、2010年にtwitter上の会話から、「見えない障害について、バッジをつけることで知ってもらおう」とはじまったプロジェクトです。当事者用と、啓発用の2種類があり、とてもかわいいデザインです。

ともに難病を抱えた大学院生のふたりが、twitterを通じて繋がりました。そんなふたりを手伝うために数名が協力し、「見えない障害バッジ」プロジェクト、「わたしのフクシ。」がはじまりました。

現在も有志で集まり、活動しています。

    

”見えない障害”とは?

“見えない障害”とは、どのようなことでしょうか。

例えば、日常生活の中で車椅子の方や杖を使っている方を見れば、「足が不自由なのだろう」「目が不自由なのだろう」と考えて、声を掛けたり道をあけたりと、何かしら協力することができます。

しかし、難病や精神障害、発達障害など、目に見えない障害があり、人知れず困っている人がいます。目に見えないので、周りから気づいてもらえず、サポートが受けにくいことがあります。また、“見えない障害”については、社会的な認知も十分とはいえません。

Twitter上の会話から、「バッジをつけて、見えない障害を知ってもらおうよ」「みんなの小さなアクションで、少しずつ社会を変えていこう」とはじまったのが、「見えない障害バッジ」プロジェクトです。

 

「見えない障害バッジ」にはふたつの願いがこめられています。

人と人をつなぎたい

見えない障害を持つ人は、様々な困難や苦しみ、痛みを抱えています。気づいてもらえないことだけでなく、「怠けている」「わがまま」「やる気がない」と誤解されることもあります。

このバッジが、「手伝ってもらえますか」「なにかお手伝いできることはありますか」―そんな会話のきっかけや、人と人をつなぐきっかけになってほしいという願いがこめられています。

制度の谷間を知ってほしい

ふたつ目の願いは、制度の谷間について多くの人が身近な問題として考えてほしいという願いです。見えない障害について、どのくらい知っていますか?

見えない障害は、制度の谷間に埋もれてしまい、福祉施策も十分には行き届いていない状況にあります。

そのように、支援を必要としていながらも、サポートを受けられずにいる人がたくさんいることを知って欲しい、自分も当事者になり得る身近な問題として、ひとりひとりに考えてほしいという願いがこめられています。

 

バッジはひとつ350円+送料で入手することができます。

 

「わたしのフクシ。」とは

「わたしのフクシ。」は「見えない障害バッジ」運動を応援するためのプロジェクトです。

「わたしのフクシ。」には、見えない障害を持つ当事者、見えない障害を持った家族を支えている当事者、福祉職として関わっている人当事者など、様々な福祉の当事者が、それぞれ自分の言葉で、自分の声をあげています。

「伝えたい人」と「知りたい人」をつなげるウェブサイトです。見えない障害を持つ人がどんなことに困っているのか、日々どんな思いを持って頑張っているのかを知ることができます。リアルな言葉を読んでいると、深く考えさせられることばかりです。

 

ぜひチェックしてみてください。

わたしのフクシ。ホームページ

このリンクは別ウィンドウで開きます

 

 

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