ホーム > TOPICS > 第13回高校生福祉文化賞 入賞作品が発表されたよ
フクシってなんだろう?知りたいなと思ったらここをのぞいてみてね。知れば知るほど、フクシってわたしたちの身近にあるんだよ。
日本福祉大学と朝日新聞社が共同で主催している、「36℃の言葉 高校生福祉文化賞エッセイコンテスト」の入賞作品が発表されました。コンテストは今年13回目を迎え、過去最高の9,974点の応募がありました。応募資格は高校生であること。4つの分野から1つを選択して、800字以内のエッセイとしてまとめています。
福祉とは「人のしあわせ」。福祉という言葉から連想することや、自分自身が感じることを、高校生が思い思いに表現しています。今の高校生が考える「人のしあわせ(福祉)」とは、どのようなことなのでしょうか。第13回の募集分野は、①人・家族とのふれあい、②わたしが暮らすまち、③日常のなかでつながる世界、④社会のなかの「どうして?」の4つです。
入賞作品を読んでみると、どの作品も、高校生らしい素直な表現で書かれています。自分の考えだけでなく、そう感じた具体的なエピソードなども添えられているので、読みやすい作品ばかりです。今年は、例年よりも③④分野の応募が増加傾向にあり、国際的な問題など、広い視野で福祉について考えた若者が多かったようです。
入賞作品の中に、高校1年生の渡部さんが出生前診断について書いたものがあります。書き出しに、出生前診断で赤ちゃんに異常があるとわかった妊婦が、人工妊娠中絶を行う割合が97%にもなると書いてあり、どきっとさせられます。
その現状について、妊婦を自分に置き変えて考えたり、知的障がいを持つ自分の叔父と、叔父を支える祖母のことを思い浮かべながら考えたりと、「障がい者は不幸だとは思わない」、「命に選択肢があってはならない」としっかりと自分の思いを伝えています。「異常ではなく普通の人ってどんな人?」と読み手に訴えかける部分が心に響きました。
すべての入賞作品は、こちらで読むことができます。来年度の応募開始は4月の予定です。下記ホームページをぜひチェックしてみてください。
第13回に引き続き、本年度も応募が開始されています。
今年は①ひと・まち・暮らしの中で、②スポーツとわたし、③日常の中でつながる世界、④社会のなかの「どうして?」の4分野からエッセイを募集しています。
「わたしと福祉」について考えてみませんか?
あなたの36度の言葉を、届けてみませんか?
締め切り:2016年7月30日(土)消印有効
応募資格:高校生であること
郵送又はメールで応募ができます。詳細はホームページでご確認ください。
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