12月1日より、本年度の歳末たすけあい運動が始まりました。
歳末たすけあい運動は、東京都共同募金会が主催し、都内の社会福祉協議会が中心となり、実施しています。
地域での安心・安全な暮らしを支える募金へのご協力を、よろしくお願いいたします。
スローガン: つながり ささえあう みんなの地域づくり 実施期間: 令和6年12月1日(日)~12月31日(火)の1か月間 |
令和6年度歳末たすけあい運動チラシ(東社協作成)(415KB)
歳末たすけあい運動とは
毎年12月に「共同募金運動」の一環として、地域の社会福祉協議会が中心となって実施しています。この運動は、戦後の混乱期に市民のたすけあいの精神により、生活に困窮する人々に対する物資の持ち寄り運動として始まりました。その後、時代や福祉課題の変化に応じながら、地域での安心・安全な暮らしを支えるための貴重な募金として様々な取組みに活用されています。
孤立した高齢者を狙う悪徳商法や、子どもの安全を脅かす様々な事件。地震や台風などの自然災害。現在、地域の中には、公的なサービスや制度だけでは解決されない問題が山積しています。大都市東京においても、改めて「地域のつながり」を再生させ、身近な地域で支えあう「地域の福祉力」を高めていくことが求められています。歳末たすけあい運動にお寄せいただいた募金は、そのような地域に根ざした福祉活動を進めるために、有効に使わせていただきます。
歳末たすけあい運動による募金のつかいみち
東京都内での活動の様子は、「はねっと」でご覧ください。募金を受け付けたそれぞれの地域で様々な事業を展開しており、地域での福祉活動に役立てられています。
募金のつかいみち【歳末たすけあい】(中央共同募金会ホームページ「はねっと」)
都内での事業例
車いす貸出事業(港区社会福祉協議会)
港区社会福祉協議会では、身近な地域に車いすステーションを設置して、病気やケガ等により一時的に車いすを必要とする人に貸し出しています。「骨折したときに近所で借りられて安心」「家族の通院や帰省にあわせて短期間借りられて助かった」など感謝の声が届いています。また、車いすは地域の学校や企業等の社会福祉に関する研修会などでも有効に活用され、地域福祉の推進に大いに役立っています。
ふくしえほん あいとぴあ(狛江市社会福祉協議会)
就学前の5歳児向けに、障がい、リサイクル、いのちなどをテーマにしたシートを配付しています。毎月配付することにより、1年で1冊の絵本が完成します。保育園、幼稚園を通して子どもたちに届けられ、保護者にも福祉について考えてもらうことをねらいとしています。各園では、シートをもとに体験等による活用が行われており、社協ではその活用支援を行っています。
お問い合わせ先 部署名:地域福祉担当 電話番号:03-3268-7186 |