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実践報告会 「共に踏み出すはじめの一歩 ~多摩の里けやき園と弥生地区住民による取り組み~」

東久留米市内社会福祉法人連絡会

 令和5年6月30日(金)、第8回総会終了後、本市弥生地区における地域共生社会づくりの実践報告を行いました。はじめに、多摩の里けやき園 金井島施設長からこれまでの経緯、法人としての住民との関わりや課題・効果等について、続いて住みよいまち弥生(弥生地区住民によるグループ)の山口さんと内田さんに活動前と現在の地域の変化等について伺いました。

令和6年3月5日掲載

 

住みよいまち弥生のこれまでと現在

 きっかけは、平成27年に社協の地域福祉コーディネーターが同地区へ配置されたこと。けやき園を拠点に住民懇談会を重ね、弥生地区の強みや課題を出し合いました。住民、けやき園、社協の協働で交流イベントを開催するなど、顔の見える関係づくりに着手。その結果、令和元年度から住民による自主活動に向けた話し合いが始まり、翌年会則等を整備。「住みよいまち弥生」として継続的な取り組みを行ってきました。現在、作成した防災マップを手にまち歩きを実施するなど、精力的に活動中!

 

けやき園の関わり

・けやき園の強みを住民と共有

・地域の拠点として会場や備品を貸し出し

・イベント実施のノウハウ提供

・住民と共に考えて、動く

 

けやき園における効果

・サービス利用の有無に関係なく広く地域の方とつながれた

・地域住民と気軽に情報交換、共有等ができるようになった

・近隣の方々とご入居者との社会交流の場がもてた

・地域活動への関心が向上した

 

社協地域福祉コーディネーターの役割

・福祉施設と住民による住みよいまちづくりの橋渡し役

・地域に出向いて、制度の狭間にある個別の困りごとをキャッチ。地域住民と一緒に考えて

 取り組む役割

 地域住民と社会福祉法人による活動が軌道にのるまでにどうつながっていったか、相互につながりを絶やさないための取り組みの工夫、この取り組みによって住民、社会福祉法人双方に現れた変化など実際に取り組んだからこそわかる内容にも踏み込んでお話を聞くことができました。