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3つの食料支援事業

東村山市内社会福祉法人連絡会

東村山市内社会福祉法人連絡会では、2018年度から子ども食堂等へ食品を届けるため、地域の方々の協力を得てフードドライブ事業を始めました。コロナ禍で顕在化した生活困窮世帯の食支援を検討し、フードドライブ、マーケット、パントリーの3つの食料支援事業に取り組みました。

令和6年3月14日掲載

 

3つの食料支援事業

 子ども食堂等へのフードドライブだけでなく、生活に困窮している世帯の支援になればと取り組みを始めました。集めた食品を有効に使うため、フードドライブ、マーケット(無償提供)、パントリーの3つの食料支援を行い、各法人を拠点とすることで、生活に課題を抱えた世帯が身近に相談できる窓口を知るきっかけにもつながります。

 

フードドライブの実施

 各法人でそれぞれ工夫し、地域住民にも協力を得ながら食品を募りました。集まった食品は、この後開催されるフードマーケットに活用しました。このほか、市環境資源部やpalシステム、地域の農家さんなどのご協力もあり、多くの食品を集めることが出来ました。

 実施期間:12月1日~9日 参加法人:8法人

 

フードマーケットの実施

 フードマーケットの拠点となってくれる法人を中心に実行委員会を立ち上げ、初めての取組みであるお買い物形式の無償食料提供について検討を行いました。対象はどうするか、事前予約制にするのか、何点まで持ち帰り可能とするのか、何かサプライズ企画ができないかなど自分に必要なものを選んで持ち帰れるという利点を活かす方法を検討しました。実施日が12月下旬ということもあり、年末年始を楽しく過ごしてもらいたい思いから、利用された皆さんに、メッセージカードと鏡餅をプレゼントすることにしました。

 実施日:12月22日及び23日

 参加者数:85名 拠点:5法人

 提供内容:お米3㎏(全員)+食品・日用品10点(選択)

(参加者の声)

  • 子どもが小学校を卒業すると助けていただける窓口が減るのではないかと不安です。今までよりも出費がかさむので、双子ということもあり、こういう機会が増えるとありがたいです。
  • 以前は会場が一カ所しかなかったので、遠かったですが、今回はコロニーさんでやっていただき、とても助かりました。ありがとうございました。

仕分け作業の様子

お渡ししたポストカードと鏡餅

マーケットの様子

 

 

フードパントリーの実施

 フードドライブで集め、マーケットで活用し、なお提供できなかった食料品を活用してフードパントリーを実施します。箱詰めだと、自転車で引き取りに来た方が持ち帰れないので、手提げ袋でお渡しすることとしました。

 実施日:3月14日~16日

 申込者:97名  拠点:6法人

  これからも多くの方から提供していただいた食品を無駄にすることなく必要な方々にお渡ししていけるよう、年間を通して食料支援事業に取り組んでいきます。