社会福祉法人がつながりあい地域課題に取組む
清瀬市社会福祉法人社会貢献事業協議会
清瀬市では、市内に拠点がある22の社会福祉法人が連携して事業に取組んでいます。検討を重ねた結果、社会福祉法人ならではの取組みを考えること、全事業所が関わることができるテーマを盛り込むこと、既存の事業の延長上で取組むことができることを基本に、他の施策との関係性も整理しながら話合い、相談支援の仕組みづくり、さまざまな場づくり、福祉教育・人材育成、広報・情報発信の4つの柱で取組んでいます。
平成30年3月12日掲載
身近でちょっと相談できる窓口を~相談支援~
地域には、相談する窓口が分からない、相談する力が低下しているなどの課題があり、深刻な生活課題を抱えていてもまだ表面化していないニーズがあります。そういったニーズに対して、「身近なところで気軽に何でも相談できる窓口を」と「参加事業所が専門分野外の相談もいったん受け止めていこう」という思いのもと、「ひとまず相談窓口」を開設しました。専門分野外の相談は、参加事業所や行政機関等の専門機関とも連携しあいながら対応していきます。また、既存の社会資源がない場合は、新しい資源や場づくりにつなげていきます。
共通の相談シートの作成、相談支援の手引きの作成、窓口看板の作成の他、相談担当者説明会の開催や、行政機関などに説明を行うなど、仕組みを共通に理解し、スムーズに相談がつながるよう準備し、平成29年10月に事業開始しました。
きよせの社福シンボルマーク
ひとまず相談窓口の看板イメージ
ちょっと相談してみようと思うには、相談しやすい関係性も大事です。イベントや場所の貸し出しなど、地域とつながりながら相談支援に取組んでいきます。
必要な活動を応援する~さまざまな場づくり~
地域には、身近な地域課題に気づき、取組もうとしている市民の活動があります。そういった活動に対して、社会福祉法人が持つ「場所」「備品」「人材」などの資源を提供することで応援しようと「資源帳」を作成しました。事業所や公共施設、ホームページ等、気軽に閲覧できるように準備しました。また、今後は、ニーズに応じて、参加・交流・力を発揮できる場づくりに取組んでいきます。
理解者を広げる~福祉教育・人材育成~
清瀬療護園・緑陰交流サロン
地域の中でともに生活していくためには分かり合うことが大事です。理解しあえる場をつくったり、場に出向いたりしながら、分かり合える人づくりに取組みます。
(参考)
清瀬市社会福祉法人社会貢献事業協議会リーフレット
リーフレット表紙・裏表紙(988KB)
リーフレット中面(1047KB)