西東京市社会福祉法人連絡会
西東京市社会福祉法人連絡会
西東京市社会福祉法人連絡会に3つの分科会(地域公益活動分科会、人材確保・育成活動分科会、広報啓発活動)を設置しました。
平成30年度5月2日掲載
平成29年度の取組み
社会福祉法人連絡会幹事会
社会福祉法人連絡会の運営、分科会活動について検討する幹事会を定期的に開催しました。
平成29年度の幹事会は当初4回の開催予定でしたが8回の開催となりました。
社会福祉法人連絡会に分科会を設置
平成29年度の事業を進めるにあたっては、地域のさまざまな福祉ニーズや課題解決を図るため、地域住民の方々と共に社会福祉法人も連携することが大切になります。これらの取組みは地域共生社会の実現にも結びつくことから、社会福祉法人連絡会加入法人に対して、3分科会(地域公益活動分科会、人材確保・育成活動分科会、広報啓発活動分科会)の運営について、希望する分科会への参加意向調査ならびに分科会メンバーの推薦依頼を行いました。
中堅・若手職員の参画
平成28年度に開催した社会福祉法人制度改革に関する勉強会では、法人の幹部クラスの方々の参加が殆どでした。幹事会の中で検討を行い、可能であれば各法人の中堅、若手職員の参画を促すことで、他分野の社会福祉法人との交流の機会になる点、法人からの推薦により、参画した分科会の取組みを各法人へフィードバックすることがスキルアップ(人材育成)にもなることなどから、全ての法人へ分科会への参画を働きかけることとしました。
平成29年6月5日に社会福祉法人連絡会分科会の全体会を開催し、各分科会の今後の取組みについて共有を行い、その後、3つの分科会に分かれて顔合わせを行いました。
各分科会の主な取組み概要
<地域公益活動分科会>
13法人より参加
分科会会議の開催(10回) 田無総合福祉センター会議室
月1回のペースでの開催となりましたが、社会福祉法人連絡会を広く周知するために活動のPRを積極的に行いました。
災害ボランティアセンター設置・運営訓練(29/10/22 西東京市総合防災訓練に協力)発災時におけるボランティアの役割の理解を深めるための学習機会として、法人連絡会加入法人、地域住民等200名を超える参加申込を受けましたが、台風接近による荒天のため中止となってしまいました。
介護の日イベントへの参加(29/11/9 アスタセンターコート)
西東京市の協力により、イベント会場の一角を借りて、連絡会加入の法人職員による西東京市社会福祉法人連絡会の活動PR、市内社会福祉法人の紹介を行いました。
第17回西東京市民まつり参加(29/11/11 谷戸いこいの森公園)
連絡会加入の法人職員による西東京市社会福祉法人連絡会の活動PR、市内社会福祉法人の紹介のほか、まつり会場来場者へ地域課題の意向調査を実施し、470名から協力を得られました。
福祉なんでも相談の窓口を開設しました。
西東京市社会福祉法人連絡会講演会(30/3/25 西東京市民会館大会議室)
3部構成の形式で第1部「大災害に備える」をテーマの講演、第2部では「食が地域をつなげる~フードドライブ~」をテーマの講演、ならびに地域活動者の事例報告、意見交換を実施しました。両講演入れ替え制で、ともに70名を超える来場者がありました。第3部では、西東京市社会福祉法人連絡会定期総会を開催しました。
防災講演会 フードドライブ講演会
<人材確保・育成活動分科会>
11法人より参加
分科会会議の開催(7回)社会福祉法人田無の会 会議室
福祉のしごと相談面接会開催(29/10/27 西東京市役所田無庁舎202・203会議室)
地域で活躍(働く)する人材の発掘に社会福祉法人連絡会加入法人13法人が出展、来場者41名、5名の採用につながりました。福祉なんでも相談の窓口を開設しました。
福祉のしごと相談面接会
単発型研修会の開催(30/1/30 田無総合福祉センター会議室)
12法人から14人の参加。入職5年以内の職員を対象として、他分野の法人の活動や取組みを知るためのグループワークを実施。分野の異なる法人職員とのグループワークでは、それぞれの事業内容や仕事上の苦労など共有することができました。
終了後は、有志による懇親会も開催しました。
研修会
<広報啓発活動分科会>
5法人より参加
分科会会議の開催(6回) 田無総合福祉センター他「西東京市社会福祉法人連絡会通信」発行編集会議を重ね、創刊号、第2号を発行しました。創刊号では、社会福祉法人連絡会設立と加入法人の紹介号としました。第2号では、3つの分科会の取組み紹介と年度末に開催の講演会特集号として発行しました。
増刊号
第2号
平成29年度の成果と課題
<成果>
22法人が3つの分科会のいずれかに参画することで、地域の福祉ニーズや課題解決に向けた意見交換、交流の機会を継続できており、公益的な取り組みに対する具体的な検討を進めることができました。平成30年度社会福祉法人連絡会フードドライブの実施に向け、板橋区社協職員による勉強会を実施し、取組みのイメージづくりとともに、講演会を実施したことで、市内の子ども食堂関係者、子ども支援グループや民生児童委員、ふれあいのまちづくり住民懇談会活動者らに対して、食品ロスを減らし、地域の中での食品の再活用の大切さを伝えることができました。
<課題>
各法人のホームページの活用やSNSを活用した情報発信の検討を進めるとともに、各法人が単一で実施している公益的な取組みを見える化して、法人相互での連携した取組みの実施や高齢、障がい、児童の各分野の法人が地域共生社会の実現に向けた課題解決の仕組みづくりが今後の課題です。