全体研修「西日本豪雨災害における現地の対応、及び社会福祉法人ネットワークの取組み」
立川市社会福祉法人地域貢献活動推進ネットワーク
社会福祉法人総社市社会福祉協議会事務局次長の中井俊雄氏を講師に招き、2018年の西日本豪雨災害における体験談から、台風被害等の風水害を含めた災害発生時の体制整備について、学びあいや情報共有の場となる研修会を実施しました。
令和2年2月27日掲載
研修内容
西日本豪雨災害における
・総社市の地域の状況
・行政や社協の対応
・市内の社会福祉法人の状況
・福祉避難所の状況
・総社市の経験を通して、社会福祉法人や社会福祉法人ネットワークに期待されること
・総社市の社会福祉法人ネットワーク「ふくしネットそうじゃ」の活動の紹介
2020年1月14日(火)15:30~17:30 立川市役所で行いました。
18法人・2団体41名、立川市役所・事務局17名の計58名が参加しました。
研修の様子
参加者アンケートより 感想(一部抜粋)
・やりたいと思う市民の気持ちをこちらの都合で潰すのでなく、柔軟な発想や可能性を持ちチャレンジすることが改めて大切であり、実践できるということを学ぶことができました。
・日々の繋がりの大切さ(地域、法人、小中高生の日常的ボランティア)。情報発信の仕組み・整備の必要性。最後にビデオレターをみせていただき涙が止まりませんでした。一人ひとりに寄り添い大切にされてきた総社市の福祉教育の中にも、地域の中で育まれている絆を感じました。
・普段の地域との繋がり、社会福祉法人相互の繋がり、行政との繋がりがいかに大切であるかがよくわかりました。災害時だけ繋がるということはないので、毎日の地域の方の暮らしが安全安心であるように、立川という環境でできることを再考したいと思いました。
参加者アンケートより 今後市内の社会福祉法人と協働して取組みたいこと
研修参加者の多くの方は以下の項目に関して「今後、市内社会福祉法人と協働して取組みたい」と思っていることがわかりました。
・住民の居場所づくりや活動場所・機会の提供など、「場」に関すること
・住民ボランティアや福祉人材育成など、「地域での支えあい」に関すること
・引きこもりの若者等の職場体験や職業体験など、「若者のチャレンジ応援」に関すること
「全法人で取組もう」という理念を大切に、今後も立川市社会福祉法人地域貢献活動推進ネットワークによる取組みを企画・推進していきます。