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多摩市内社会福祉法人ネットワーク連絡会の取組み

多摩市内社会福祉法人ネットワーク連絡会

連絡会では、集めた食品等によりフードバンク団体、子ども食堂等、生活困窮者への支援を行っており、今年度は多摩地域で貢献活動を進める企業・学校等のネットワーク「ゆるたまネット」の食料配布事業への協力を行いました。

令和4年4月28日掲載

多摩市内社会福祉法人ネットワーク連絡会は、車椅子の無料貸出や地域活動の場への出前講座、法人施設の貸出などの地域活動支援の取組みのほか、4年前よりフードドライブ活動として法人施設・事業を通じて集めた食品を、食支援団体や困窮者へお渡しする取組みを行っています。

今年度は感染症の影響で困窮する方が増加していましたが、なかなか各法人でも人を集める事業が行えない=食品の収集につながらないことも多く、また子ども食堂自体も実施できない場合が多くなっていたため、取組みの成果を有効に活用することが困難な状況でした。

一方で、多摩市内では令和2年11月、多摩市内を中心にボランティア活動や地域・社会貢献活動に取り組んでいるあるいは取組もうとしている団体で構成される「多摩地域企業・大学等連絡会(ゆるたまネット)」が発足しました。そのゆるたまネットにて今年度、長引く感染症の影響により生活に困窮している「子どものいる世帯」「大学生」の支援のために、食品や日用品等詰め合わせの無料配付事業が企画されました。これを受け、連絡会では事業への協力を決定、6月とその反響を受けて再度行った12月の配布に、それぞれ連絡会を通じて食品の提供を行いました。結果、延べ700人を越える対象の方々へ食糧支援を行うことができたとの報告をゆるたまネットよりいただきました。

3月現在でも感染症の流行は衰えを見せず、地域の方の生活に影響を与え続けています。これまで連絡会が続けてきた地域活動支援の取組みも、感染予防対策を講じながら「新しい様式」のもとに手法を変更していく必要が生じています。同様に、今回の食支援活動についても継続した取組みが必要な状況のため、連絡会では、感染症の続く中で必要とされる地域支援について、引き続き検討・各団体との連携を図ってまいります。