地域共生社会の実現に向け、“オール東京の社会福祉法人” による地域公益活動を推進します。

東京都地域公益活動推進協議会

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分野を越えた新たな連携のスタイル

中央区社会福祉法人連絡会

それぞれの法人の持つ強みを生かし2つの取り組み実施に向けて連携することで、お互いの理解促進につながり、地域への新たな貢献の形が生まれました。

平成30年3月12日掲載

具体的な取り組みの実施に向けて

中央区社会福祉法人連絡会では、地域公益活動の実施のため、2つのグループに分かれて検討や準備を行いました。1つ目のグループは、子どもに福祉の職場体験の場を提供し、将来の福祉人材・担い手の育成を図るとともに、家族ぐるみで地域福祉への理解を促進することを目的とする「福祉体験合宿」、2つ目のグループは、高齢者、障害者、児童など地域の様々な人々が交流できるイベントを行うとともに、法人職員による福祉相談会を実施し、区内の社会福祉法人や施設について知ってもらう機会を提供するための「ボッチャ体験&福祉相談会」を、どちらも平成30年3月に実施します。

体験合宿のチラシ

体験合宿のチラシ

ボッチャ&相談会のチラシ

ボッチャ体験&福祉相談会のチラシ

法人の特色を生かす

福祉施設を持つ法人とは別に、中央区には基金関係の社会福祉法人事務局がいくつかあります。連絡会設立時から、どうやって連携をしていくか、という課題がありましたが、取組みを検討する中で、法人が助成をしている団体と連携をしたり、法人の母体となる企業の広報力を生かしたりといった、新たな流れが生まれました。同時に、事務局を通して、これらの法人と行政がつながる機会が生まれました。

取り組み以外での連携

さらに、それぞれの法人が実施している事業について理解が深まり、主催イベントへ参加したり、お互いの事業を利用したりすることで、それぞれの法人が目指すものを共有し、地域の福祉向上における相乗効果が生まれつつあります。

地域ニーズの解決に向けて

継続した取り組みの実施に向けた体制の整備に努めながら、今後は、それぞれの法人が感じている地域ニーズに、より効果的に連携して応えていくことを目指します。