真心のこもった「おたより」がつながりを紡ぐ~おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト~
中央区社会福祉法人連絡会
新型コロナウイルス感染拡大の影響で実施ができない「ボッチャ体験&福祉ちょこっと相談会」「福祉体験合宿」に代わる取組みとして、昨年度に引き続き「おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト」を実施しました。
令和5年3月29日掲載
今年度のプロジェクトについて
コロナ禍でも実施可能な取組みとして、令和3年度に引き続き「おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト」を実施しました。区内の幼稚園・保育園と高齢者・障害者施設が手作りのおたよりを交換するもので、昨年度より開始しました。
今年度は新しく中央区「高齢者通いの場」や社会福祉協議会「いきいき地域サロン」の高齢者向けサロンにも参加していただきました。全49団体(幼稚園・保育園等26、高齢者施設13、障害者施設4、高齢者向けサロン6)が参加し、昨年度の34団体に比べ、多くの施設団体に参加していただきました。
第一弾として9月の敬老の日を目安とし、幼稚園保育園から高齢者施設等におたよりのお届けを行い、第二弾として12月のクリスマスを目安とし、高齢者施設等から幼稚園保育園にお返しのおたよりのお届けを行いました。
真心をこめたおたよりを届けに行きました
昨年度は法人連絡会の参加法人職員がおたよりのお届けを行いましたが、今年度は26件の組み合わせの中、24件の施設団体が直接交流できました。
おたよりは、園児たちが折り紙で作ったカレンダーや花飾り、園児が元気に歌とダンスを披露する姿を映したビデオレター、高齢者施設からはクリスマス絵画のアルバム、絵本の読み聞かせ等、様々な内容がありました。おたよりを受け取った園児や高齢者の皆さんは、とても喜んだ様子でした。また、直接おたよりのお届けができた施設では、一緒に手遊びをしたり、お話をするなどして、交流をさらに深めることができました。
<おたよりをお届けしました> <おたよりをお届けしました(集合)>
今後の展望
本プロジェクトの取り組みを地域住民、関係機関に広く知っていただくよう報告用冊子を作成しました。冊子には、今回ご参加いただいた施設団体の皆さまの交流の様子の写真と、インタビューが掲載されています。またインタビューは、本会ホームページにも掲載しています。
この活動を通して、つながりができた施設同士が今後も継続して交流できるよう支援していくとともに、今後活動制限の緩和に合わせ、 規模や形を徐々に変えて活動していきます。
<報告用冊子を作成しました>