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おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクトが地域とみんなをつなぐかけはしに

中央区社会福祉法人連絡会

 コロナ禍における取り組みとして昨年度に引き続き保育園・幼稚園の園児と、高齢者施設・障害者施設・高齢者向けサロンの利用者が相互に交流する「おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト」を実施しました。

令和6年3月5日掲載

 

今年度のプロジェクトについて

 コロナ禍でも実施可能な取組みとして、「おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト」を実施しました。このプロジェクトは区内の幼稚園・保育園と高齢者・障害者施設が相互に交流するもので、令和3年度から実施しています。

 今年度は、昨年度の49施設・団体を上回る全68施設・団体(保育園・幼稚園等 34園/高齢者施設 14施設/障害者施設 4施設/高齢者向けサロン 16団体)に参加していただきました。

 昨年度までは「おたより(作成物)」を送り合う間接的な形で交流を図りましたが、今年度は新型コロナウィルスの第5類移行を受け、直接の交流を行う団体が多くみられました。

 

活発な交流が行われました

 昨年度までは各施設・団体の代表者もしくは法人連絡会のメンバーが「おたより(作成物)」を相手先に届け、間接的な交流を図る形が主流でしたが、今年度は多くの施設・団体が実際に生活・活動する場所に出向き、直接交流する形で実施できました。交流の組合せ等事務的な調整は事務局が引き続き行いましたが、交流時期や回数については制限を設けずに各施設・団体の主体性に任せて交流を行っていただきました。

 内容も、園児たちが歌やお遊戯を披露したり、高齢者と一緒に手遊びやボッチャをしたりなど、様々な交流が行われ、「楽しかった」「会えてうれしい」「また遊ぼう」などの嬉しい声が聞かれました。

 また、社会福祉法人連絡会に参加している各法人も、交流に参加したり、取材やインタビューを行ったりと、それぞれの強みを活かした形で、本プロジェクトへ参加しました。

対面での交流が実現しました

みんなではい、チーズ!

 

今後の展望

 コロナ禍での地域課題をもとに始動した「おたよりでつなぐ“まごころ”プロジェクト」はコロナ禍の収束に伴い、令和6年度からこれまで築いてきた施設や団体間のつながりを活かした自主的・主体的な交流に移行することとなりました。これまで本プログラムの事務局を担ってきた法人連絡会は、積極的な交流が行えるよう引き続き各施設・団体の交流のサポート役を担っていきます。

 また、アフターコロナにおける地域課題の変化に伴い、社会福祉法人連絡会として新たな取り組み(地域公益活動)を検討する段階に移行しています。参加法人が主体性や強みをより一層活かしながら、地域貢献のための取り組み・仕組みについて検討し実施していきます。

 

リンク

中央区社会福祉法人連絡会 – 社会福祉法人中央区社会福祉協議会 (shakyo-chuo-city.jp)このリンクは別ウィンドウで開きます