災害時における社福連加入施設の連携体制の構築
板橋区社会福祉法人施設等連絡会(いたばし社福連)
災害時における社福連加入施設の連携体制の構築を目指して、板橋区の災害時の体制(福祉避難所など)についての協議・検討、福祉施設における事業継続計画(BCP)策定に関する研修などを実施。
令和2年5月28日掲載
今まで、大規模災害に対して脅威は感じているものの、施設によってその意識に大きな差があり、事業継続計画(BCP)についても現体制に即してない施設や避難訓練を実施するにとどまり、現実に耐えうるだけの備えができていないことが現状となっていました。
そこで、大規模災害時における社会福祉施設の役割を果たすために、各施設の災害等に対する意識の底上げを図り、災害時に社会福祉施設が機能停止することのないよう、想定される施設管理と施設を取り巻く地域課題についての研修を行いました。
この研修では、発災後の初動対応のほか、時間軸を中心に優先されるべきことや施設種別によって求められる対応などを明確化しながら、各施設の災害時マニュアルや事業継続計画(BCP)の見直しや構築についてを学ぶことができました。
今後も継続して学んでいくことで、施設間の協力体制をより強固なものにしていきたいと考えています。