区内社会福祉法人協働事業プロジェクト
中野区内社会福祉法人情報交換会
区内社会福祉法人協働事業プロジェクトとしてフードドライブを実施。企画・運営も区内34法人から9法人参加していただき一緒に取り組みました。914の食品や調味料等が集まり、子ども食堂を中心とした7団体にお渡ししました。
平成30年度 地域ネットワーク推進のための助成申請地区
平成31年3月19日掲載
協働事業プロジェクト(フードドライブ)の実施に向けて
2018(平成30)年度に協働事業プロジェクトを始動させました。9法人からプロジェクトメンバーの推薦をいただき、手探りで準備を始めました。まずは、子ども食堂など食品等の提供を考えている団体のニーズを把握するため、アンケート調査を行いました。アンケート結果を見ながら、募集する食品の種類や賞味期限等を検討し、各施設に協力依頼をするための内容について意見交換をしました。
いよいよ10月から食品等の募集を開始。34の法人に協働事業プロジェクト(フードドライブ)を呼びかけました。18法人から協力のお返事をいただき、それぞれの施設で共通のチラシを配布しながら声掛けをしました。最初はフードドライブのイメージがつかず集まりにくかったという声もありましたが、利用者の家族の方が重いお米を運んでくれたりと徐々に広がっていきました。
集まった食品等
日中にもかかわらず、協力いただいた施設から約30名集まり、12月10日に仕分け作業を行いました。施設の職員の皆さんの手際よい仕分け作業により、午前中に終了しました。午後から各団体に配布を行いました。施設の送迎車をお借りして、直接届けました。
仕分け作業の様子
食品等を提供した団体からは感謝の声をいただきました
頂いた食品等を貸し付けの相談に来た親子に配布をしました。相談者からは、「ありがとうございます」「助かります」など、感謝の声をたくさんいただきました。
カニ缶などの高級食材やいろいろな種類の食材があり楽しみながら使うことができます。ありがとうござました
食品を受け取った団体の様子
初めての協働事業プロジェクト(フードドライブ)について、プロジェクトメンバーで振り返りを行いました。
参加いただいた施設にアンケートを行い感想やご意見をいただきました。
参加施設からの声
集め始めたころは、不安だったが最終的にはたくさん集まったので良かった。
作業のすべてが楽しかった。他の法人の人と話ができて良かった。
施設を利用している家族の方が10㎏のお米や高級サバ缶等を届けてくれた。声をかけることによりいろいろな方が協力してくれた。
配布先の子ども食堂の活動を知るきっかけにもなり、いろいろな意味で勉強になった。
高齢・障害・児童というそれぞれの分野を超えて集まり話ができた貴重な体験でした。
初めての取組みでしたが、様々な法人や施設が一緒に取り組み、取り組みを通じて情報交換ができる等、手ごたえを感じることができました。今後も地域の課題を協働で取り組むため、区内の法人同士の連携を進めていきたいと思います。