ねりま社会福祉法人等のネット 「就労体験の取り組み」
ねりま社会福祉法人等のネット
ねりま社会福祉法人等のネットは令和3年度からの5か年計画として、これまでの地区ごとの特徴的な活動を継続しつつ、「就労体験」「交流の場・居場所作り」「福祉教育の取り組み」を共通の柱として取組むこととした。令和3年度は、「就労体験」について、各法人で取り組めるよう情報提供を行い、推進した。
令和4年7月11日掲載
【目的】
生きづらさや様々な理由での課題により、社会参加や就労の機会の経験をつかめずにいる方への就労体験の場を広めていくことを目的とする。就労体験を受け入れている法人の方を講師として依頼し、研修・情報提供等を行う。
【就労体験に関するこれまでの取り組み】
・ねりま社会福祉法人等のネットでは、地区の取組の中で、練馬区社会福祉協議会生活サポートセンターの相談者で様々な理由(ひきこもりや障害、孤立しがちな生きづらさ)を抱えた方を大泉地区の社会福祉法人で受け入れてきた。
・内容は、調理補助や清掃など就労体験の提供やご本人にあわせた受け入れ体制の整備で、ご本人からは社会参加することでの居場所感や喜びがあり、振り返りなどで「働くと気持ちがいい」「自信がついた」などのプラスの発言から受け入れ施設側も協力的になった経緯がある。
・その結果、体験を通じてご本人が自信を深め、就労につながった事例もある。
・生活サポートセンターの運営委員会にて、外国籍の就労の困難さについて共有した。運営委員が所属する事業所での受入を依頼し、現場の職員の協力もあり雇用に結びついた事例もある。
【今年度の取り組み】
生きづらさを抱えた方の就労を受けて入れている法人を講師として招き、4地区において、就労体験の取組みに関する懇談会を行った。