おおた福祉ネット エリア展開の取組について
おおた福祉ネット
大田区では、区内の4つの基本圏域ごとに、エリア会議を開催しています。エリア会議では、それぞれのエリアの状況に応じて、情報交換会や重層的支援体制整備事業の勉強会、今後の取り組みなどについて、意見交換を行いました。
令和5年3月31日掲載
コロナ禍以降、開催を見合わせていたエリア会議について、今年度、おおた福祉ネットの幹事法人(社会福祉法人池上長寿園、社会福祉法人大田幸陽会、社会福祉法人大洋社、社会福祉法人有隣協会)を中心に、エリア内に所在する事業所に参加を呼びかけました。今年度、各エリア2~3回のエリア会議を実施しました。
おおた福祉ネット エリア展開の取組について
3年ぶりの開催されたエリア会議では、コロナ禍における各施設での対応状況や現在取り組んでいる活動等について、情報交換を行いました。参加法人からは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、通常業務に加え、消毒作業などの感染症対策や、職員や家族の感染により、出勤できる職員が少なく、現場が混乱していた話など、どの事業所も対応に苦慮していた様子などを共有することができました。一方、現場対応に追われていたため、この3年間、他法人との交流がなく、こうしてエリア会議が再開されて、うれしいとの声も聞かれた。
また、幹事会とエリア会議にて、令和5年度より本格実施となる重層的支援体制整備事業について、区の担当者より説明を聞きました。重層的支援体制整備事業の実施にあたっては、8050問題など、各関係機関との連携が求められています。社会福祉法人は、その中で重要な役割を担っており、おおた福祉ネットとしても、まずは、エリア会議等を通じて、顔の見える関係性をつくり、法人間のネットワークの強化を図っていきたいと考えています。
<大森地域のエリア会議の様子>