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より地域に密着した取組みを目指して ~エリア展開の実施~

おおた福祉ネット(大田区社会福祉法人協議会)

おおた福祉ネットは、大田区内に法人本部または事業所を有する社会福祉法人のネットワーク体です。現在、41法人が加入しています。より地域に密着した取り組みを目指して、区内4つの基本圏域ごとに、活動を展開する「エリア展開」を進めています。

令和6年3月13日掲載

 

より地域に密着した取り組みを目指して、区内4つの基本圏域ごとに、活動を展開する「エリア展開」を進めています

 平成27年7月、「大田区社会福祉法人協議会(おおた福祉ネット)」が立ち上がりました。大田区内に法人本部または事業所を有する社会福祉法人のネットワーク体です。現在41法人が加入しています。

 ネットワークの運営は、5つの幹事法人(大田幸陽会・池上長寿園・有隣協会・大洋社・社協)にて行っています。設立後、加入法人全体に呼びかけて、研修会や情報交換などを実施してきました。その中から、社会福祉法人の共通課題である「人材確保」について、協働して「福祉の仕事相談・面接会(ふくしのしごと市)」を開催するなど、ネットワーク全体として取り組みを進めてきました。

 活動を進めていく中で、地域の福祉課題を把握し、課題の解決に向けて取り組むためには、より身近なところで、さらに現場職員レベルでの連携・協働が必要であると考えました。そこで、令和元年度より、区内の4つの基本圏域ごとに活動を進める「エリア展開」について、協議を始めました。その後、コロナ禍で思うような活動を進めることができず、昨年から少しずつ、エリアでの活動を進めてきました。

 「エリア展開」は、社協を除く4つの幹事法人は、各法人が所在する4つの基本圏域をそれぞれ受け持ち、4つの圏域ごとの活動を推進する力になっています。併せて、各圏域の地域福祉コーディネーターと連携し、圏域内の法人の現場職員も参加しながら各地域の課題をふまえた活動に取り組んでいます。

 エリア展開の活動としては、各エリアにて年2~3回の情報交換会などを行っています。また、合同で地域のイベントに参加したり、フードパントリーなどのイベントを開催し、食品を配るだけでなく、それを通じて相談につなげていくために、地域のあらゆる機関と協働するなど、さらなる展開について、検討を行っています。

 今後も、複雑化・多様化する生活課題を抱える方々に対し、日ごろから法人同士が連携して支援できる関係性をつくっていきながら、社会福祉法人の強みを生かし、地域の生活課題に対し、積極的に取り組んでいきたいと考えています。

〈大森エリア〉 地域のイベントに合同で出展

〈調布エリア〉フードパントリー開催

 

〈蒲田エリア〉会議

〈糀谷羽田エリア〉会議

 

 

関連リンク

おおた福祉ネット | 大田区社会福祉協議会 (ota-shakyo.jp)このリンクは別ウィンドウで開きます