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どうする!?今後の法人の運営、人材の確保

新宿区内社会福祉法人連絡会

社会福祉法の動向や、今後求められる人材対策についての連絡会メンバーによる講義及び人材の確保・育成・定着について、各団体の悩みや改善のための取組みについての情報交換を行った。

令和2年3月31日掲載

1 取組みのきっかけ

令和元年の取組みとして、「フードドライブ」の実施や、参加団体同士の情報交換を目的とした「参加メンバーのためのハンドブック2020」を作成した。そのうえで、幹事会を中心として、より連絡会への参加や活動を活発化していくための検討が行われた。
その中で、各団体の課題として多く聞かれたのが「人材」という言葉であった。平成28年の社会福祉法改正から4年、今後社会福祉法人に求められる役割は何か、その役割を果たすための「人材の確保・育成・定着」について、課題解決のヒントをつかむ場として連絡会での情報交換を行うこととなった。

フードドライブ

フードドライブ

ハンドブック

参加メンバーのための
ハンドブック2020

 

2 連絡会の開催

(1)【講話】直近の社会福祉法人制度の動向と今後の社会福祉法人に求められる人材対策を考える
連絡会の幹事団体である社会福祉法人二葉保育園 常務理事 武藤素明氏より、社会福祉法人の置かれる状況や制度の動向などについて(社会福祉事業への多様な経営主体参入、社会福祉法人の事業展開等)、またそれらを実施するための人材対策などについて講話をいただいた。

講和
講話の様子

 

(2)【グループ討議】どうする!?今後の法人の運営、人材の確保 
            なかなか聞けない、でもここだから聞いてみたい話を皆さんで

出席し21団体、31名(事務局含む)で4グループに分かれて、各団体の人材の確保・育成・定着の課題や取組みを中心に、グループ討議を行った。募集の方法、働き方改革への対応、人材定着のための工夫など、成功した取組みや苦労話も交えながら、各グループで活発な情報交換が行われた。

グループ討議
グループ討議の様子

 

3 今後の課題と方向性

今回の参加者数や当日の活発な意見交換の様子から、人材の確保・育成・定着への興味が非常に高いことが分かった。そのため、今後も「人材」というテーマに焦点を当てること、そして、現段階では参加者の中心が団体の代表者であるため、中堅層、新人などのターゲットを絞った内容での実施をしていくことが必要である。