福祉なんでも相談窓口
豊島区社会福祉法人ネットワーク会議
豊島区内にある26の社会福祉法人が、共同で平成29年4月より無料相談事業を開始しました。豊島区民社会福祉協議会もこの相談窓口を設置し、社協のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)もこの相談窓口事業に協力しています。
平成30年3月12日掲載
豊島区社会福祉法人ネットワーク会議
豊島区では平成23年3月に豊島区社会福祉法人ネットワーク会議を立上げ、定期的に区内法人の情報交換会を行ってきました。平成26年12月から「社会福祉法人の連携による社会貢献事業」について、情報共有および検討を開始しました。平成27年度には各法人に、地域貢献事業に関するアンケート調査を行いました。
平成28年度はプロジェクトチームを立ち上げ、7月に第1回準備会を開催して9月の豊島区社会福祉法人ネットワーク会議に報告、承認を得ました。引き続き10月、11月にプロジェクトチーム会議を行って豊島区の法人が連携して各事業所に相談窓口を設置する案を検討し、12月の第2回豊島区社会福祉法人ネットワーク会議で承認されました。
第3回ネットワーク会議では、平成29年度の実施に向けた事前説明会の開催や看板の設置などについて最終確認を行いました。
「福祉なんでも相談窓口事業」開始!!
平成29年4月より豊島区内にある26法人の45施設(準備中は除く)で共通の看板を設置し、無料の相談事業「福祉なんでも相談窓口」を開始しました。社協のCSWも事業に協力しています。7月には準備中だった事業所も加わり、46施設の窓口となりました。
相談窓口の看板
運営方針
- 社会福祉法に基づく無料の地域公益活動とし、地域福祉の向上に努めます。
- どなたでも気軽に立ち寄れる総合窓口を目指します。
- 相談は原則として断りません。どなたのご相談にも応じます。
- 区内の社会福祉法人が全体で相談・課題を共有し、豊かな地域づくりを目指します。
平成29年度の活動
地区連絡会の様子
5月18日に第1回豊島区社会福祉法人ネットワーク会議を行い、今後の運営についての確認を行いました。
その後、平成29年10月から11月にかけて、社協のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)が、8圏域でそれぞれ窓口相談担当者会(地区連絡会)を開催しました。
上半期は22件の報告がありました。内容は、延件数として、介護に関するものが10件と最も多く、次いで病気や障害5件、収入・生活費5件、住まい4件、子育て4件、その他6件です。ダブルケアなど複数の課題を抱える相談もありました。各法人からは、もっとPRをすべきとの声や、法人間の連携の仕方などについての意見が出ました。また地域貢献や地域交流、地域課題についての意見交換も行いました。次回の地区連絡会は30年5月頃を予定しています。
また2月27日に第2回豊島区社会福祉法人ネットワーク会議を開催し、平成29年度の活動実績および29年度決算報告、30年度予算案が承認されました。