地域共生社会の実現に向け、“オール東京の社会福祉法人” による地域公益活動を推進します。

東京都地域公益活動推進協議会

ホーム > 各法人の取組み事例の紹介 > つきみのランチ

このページをプリントします

つきみのランチ

社会福祉法人 東京聖労院

施設の食事の提供をきっかけとした地域貢献を目指し、地域の方々が施設内の喫茶店で昼食を食べながら交流できる場を提供します。

平成29年9月15日

特別養護老人ホームつきみの園では、「喫茶なごみ」を会場に、月に1回、施設で提供する昼食を食べながら地域の方々が交流できるきっかけづくりを行っています。つきみの園の園庭で、小金井市のご当地体操「小金井さくら体操」を青空のもと行っています。この体操を通じて、体を動かしたり、地域の中で住民同士がつながりを持つきっかけとなっています。青空の下での体操で、一汗かいた後、喫茶店に移動してもらい、食事を食べながら参加者同士が交流を図っています。食事は、施設を利用している方々と同じメニューの提供しています。

 

地域の課題に取り組む

地域において、気軽に立ち寄れ、住民同士で交流できる場がないことが課題でした。

また、施設の喫茶店の存在を知らない住民も多く、喫茶店を活用することでその存在の周知、食事以外にも立ち寄ってもらうことでの地域の居場所となるきっかけづくりを目指しました。

 

取り組むにあたっては、施設職員へ事業の趣旨を説明し、施設長を始めとした各部署職員で協議しました。名称については、公募し、「つきみのランチ」と決定しました。

食事の申し込みは体操のサポートを行う地域包括支援センターが窓口となり、食事の注文は総務課を通じて栄養課へ調整し、当日の集金は総務課、配膳等については毎回施設職員が持ち回りで対応しています。

食事の申し込みはランチ開催の1週間前の体操終了後とし、栄養課職員が食事の注文用紙をイラスト付きで作成しています。現在の課題としては、雨天等で体操が中止となると注文を受けることができず、ランチが中止となることです。

なお、参加費は食事代と喫茶店での飲食費として、500円を自己負担いただいています。