社会福祉法人の使命に基づき、地域における福祉課題の解決に向けて、3層による地域公益活動を推進します。

東京都地域公益活動推進協議会

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おむすびキッチン開店♪

日野市社会福祉協議会

夏休みなどの長期休暇中の地域の子ども達を対象に、食育や居場所づくり、地域交流等を目的として、フードバンクより提供された米を活用して、市民と障害者施設、児童館との協働により、おむすびを無料で配布・提供しています。

平成30年4月20日掲載

経緯

平成28年2月に日野市内で開催した「子どもの貧困に関するシンポジウム(子どもの人権を守る協議会主催/日野市社会福祉協議会協力)」を聴講した市民の有志が、同年9月NPO法人フードバンクTAMAを設立しました。平成29年1月、日野市社会福祉協議会はNPO法人フードバンクTAMAと連携協定を締結し、子どもの貧困対策について具体的な検討していくことになりました。また、同年7月「日野市生活困窮者等子どもの学習等支援事業」を受託したことにより、「夏休みなどに昼食など食事を充分に摂れていない(摂れない)子ども達がいる」という声が市民や児童館から寄せられました。

こうした検討を進めるなか、市内の障害者施設「社会福祉法人夢ふうせん」から「子ども食堂について関心がある」という声を挙げていただいたことにより、市民ボランティア・NPO(フードバンク)・社会福祉法人(障害者施設・社会福祉協議会)・児童館が連携をして、それぞれの持ち味を生かした活動として「おむすびキッチン」を平成29年8月19日(土)に開始することとなりました。

おむすびキッチン代表平田さん

おむすびキッチン代表平田さん

活動内容

平成29年夏、地域の子ども達に近所のお母さんたちが、「お昼におむすびを食べてもらおう!」というそんな取組みが始まりました。スタッフは9時半に調理場所である社会福祉法人夢ふうせんさんアネックスに集合。衛生管理など注意事項についての説明のあと、いよいよ調理開始です!

       

   説明のあと、調理スタート!                                            丁寧にお米を分けて

 

おむずびに必要なお米・お塩・具材のさけ缶は、フードバンクTAMAからの提供品です。

お米1升につき、おむすび約30個を作ります。大きさにバラつきが出ないよう、お茶碗にご飯をよそって慎重に分けました。

できあがり~(^O^)ほかほかのおむすび!!

     

おむすびの出来上がり♪                    たくさん食べてね!

 

1人2個までの限定おむすびです。

今回、お米4升120個のおむずびを作りました。

11時30分から配布開始。あっという間にはじめに炊いた60個はなくなる盛況ぶり。

「梅のおむすびを1年ぶりに食べた~」「炊き上がりのおむすびはすごく美味しい!!」と、子ども達から大好評でした。3回、4回と回を重ねていく中で、「おむすびキッチン待ってたよ!」「今度はいつやるの?」といった声が子ども達から挙がっています。

みんなで食べると一層おいしい!

 

また、調理場所である夢ふうせんの利用者も、おむすびの調理や配布協力に関わるようになっています。子ども達が喜んでくれている様子に、スタッフもやりがいを感じています。「子ども達が喜んでくれるなら、これからも続けていきたい!」とボランティアスタッフの声。

子ども達の喜ぶ笑顔がエネルギー

 

地域の方が手を取り合い、大人も子どもも障害者も地域でよりよい暮らしができるように。おむすびがつなげる地域の輪が広がっています。

役割分担

・市民ボランティア  ・・おむすびづくりと配布/材料調達

・フードバンクTAMA・・食料(米)の提供

・夢ふうせんANNEX・・施設の貸し出しと利用者によるおむすびの配布

・日野市社会福祉協議会・・市民、NPO,障害者施設、児童館とのコーディネート

・児童館       ・・広報周知

○活動日 平成29年8月19日(土)・26日(土)

12月16日(土)・26日(火)

平成30年3月24日(土)

効果

・市民や支援機関自らが地域の課題に関心を持って取り組み、関わっている個人、団体が「子どもの居場所や見守り」を軸に、それぞれの特性を生かし、具体的な活動として結びつけることができました。また、食育や子どもの貧困、孤食といった地域課題に対し市民への啓発活動を行うことができました。