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東京都地域公益活動推進協議会

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日野市旭が丘中央公園地区センターの管理業務受託から広がった多世代交流を育む法人独自の取組み

社会福祉法人 東京光の家

社会福祉法人東京光の家では、地域の多世代交流の拠点である旭が丘中央公園に、新しくオープンした旭が丘地区センターの管理業務を受託しました。現在は、受託業務に加え、地域のニーズに合わせて法人独自の取組みの展開し、地域の多世代交流を育んでいます。

平成30年6月28日掲載

業務受託までの経緯

旭が丘中央公園にあった地区センターの老朽化に伴う建て替え計画に向け、新地区センターのオープン予定の一年前より、「旭が丘公共施設建設協議会」が発足しました。地域住民の方や日野市の関係部署の方々、この地区にある首都大学の先生や学生さん達と、どのような地区センターにしていくか議論を重ね、「障害者が中心となって、たき火のような暖かい地域のつながり」というすばらしいコンセプトが出来上がりました。そして、このセンターの管理業務を東京光の家が受託する事になりました。

受託している活動は、以下の3つです。

(1)地区センター利用の予約受付

東京光の家の職員が原則2名、日中に管理人として地区センターに常駐していることで、地区センターの集会室等の地域住民の利用受け入れや、予約対応をいつでも行うことができます。

(2)公園内テニスコートの利用者受付窓口業務

公園内に設置されているテニスコート(3面)の地域利用者の受付業務を受託して行っています。以前は、かなり離れた公園内にある窓口で受付をし、中央公園まで移動してテニスコートを利用しなければなりませんでした。しかし、今回窓口業務を受託したことにより、中央公園内に職員が常駐することで、地域利用者の皆さんの利便性が上がっています。

(3)公園内清掃業務

公園を利用する方が、安心して気持ちよく公園を使っていただけるために、公園内の清掃を実施しています。平日はほぼ毎日、障害者就労支援の場として職員と利用者が園内を回って清掃活動しています。

 

公園内清掃の様子

 

地域のニーズに応え実施している法人独自の取組み

(1)公衆トイレの内装工事や、植栽の整備

地域住民の皆さんが、気持ちよく公園を使っていただけるために、公園内に設置されている公衆トイレの内壁の塗装作業を実施しました。

公園内公衆トイレ内壁塗り替え作業の様子

 

また、公園内に140本植えられている椿の木について、害虫防止のための枝の剪定作業を、東京光の家の職員と障害者が力を合わせて行いました。

公園内植栽の剪定作業の様子

 

(2)障害者への理解、啓発活動の場として

旭が丘地区センター内で、視覚障害者への理解・啓発活動として、「アイマスク体験」「点字教室」等を開催しています。

アイマスク体験の様子

 

また、公園内で憩いのひとときを過ごしていただけるよう、喫茶業務も行い、多くの障害者の皆さんが活躍してくれています。

カフェ営業の様子

 

多世代交流の拠点として

旭が丘中央公園は、テニスコートやグラウンドがあり、そして素晴らしい桜もあって、文化・スポーツの拠点としてまた、市民の憩いの場所として役割を果たしてきました。そこに新しく誕生した地区センターでは、子ども達が学校帰りに集い、学習したりいろいろ体験したり、高齢者の居場所作りとしても役立っています。

また、月2回、日野市立図書館バス「ひまわり号」が地区センターで、本の貸し出しやボランティアによる園児への読み聞かせが行われています。 その隣では障害者によるカフェ営業が行われていて、児童、高齢、障害者の地域共生社会が実現できています。

           

       移動図書館ひまわり号による本の貸出                       園児への読み聞かせの様子

 

参考資料

平成30年5月21日発行 福祉新聞掲載 「まかせて 清掃やカフェ」PDFファイル(598KB)