地域の子どもの居場所づくりを中心に、子どもから大人まで、自由に参加!子ども食堂さくらの実践~フードバンクも活用~
社会福祉法人 武蔵野療園
スタッフに地域の民生委員や地域ボランティア、社会福祉協議会職員、施設職員が協力し、「子ども食堂さくら」をオープン。(しらさぎ桜苑)
平成30年7月27日掲載
<取り組みの経緯>
中野区内の民生委員の方々が中野区内他様々な子ども食堂を見学し、その活動報告とともに一部の有志が子どもたちの居場所づくりの一環として子ども食堂の会場を当法人が運営する事業所内の地域交流室で実施する方向で検討を重ねてきました。地域のボランティアの方々と社会福祉協議会の職員、施設職員が、2018年3月より、6月開設に向けて食事作りや会場づくり、子どものプレイスペースや遊び用具などの準備を続けてきました。
【参考資料】こども食堂チラシ(431KB)
<主たる活動と実績>
2018年6月から毎月1回地域のボランティアさんを中心に社会福祉法人武蔵野療園の職員が事務局兼お手伝いとなって、「子ども食堂さくら」を開催することになりました。子ども食堂は、子どもの食育や居場所づくりにとどまらず、それをきっかけとして、一人暮らし高齢者や認知症を抱える当事者と家族、障がい者を含む地域住民の交流の場所として発展する可能性もあり、地域共生社会の実現に向けて、その一助になれば幸いです。
6月のメニューは、カレーライスと手作りヨーグルトゼリー、コールスローサラダ、7月のメニューはそうめんと手作りアイスクリームクッキー添え、パイナップルでした。2回ともスタッフを含めて総勢35名近く集まり、会場はいっぱいになりました。子どもたちの遊びのスペースも用意しています。
<活動の成果>
「子ども食堂さくら」は、地域のボランティアの方々を通じて、その方たちからつながる地域の方々など、さまざまな方がたが交流する場所となりつつあります。今後、その輪が広がっていくことを期待しています。
<今後の展望>
他の子ども食堂やオレンジカフェとの交流も視野に入れて、子どもを中心としつつ様々な人たちの居場所になれるように展開していきたいと考えています。