小学生及びその保護者と当施設外国人職員との国際交流
社会福祉法人一石会 特別養護老人ホーム大洋園
青梅市立第三小学校ウェルカムフェスティバルでの国際交流
青梅市内の小学校で企画されたイベントへ参加し、参加小学生・保護者・教職員の方々およそ200名以上と、施設勤務の外国人職員の交流を行いました。第2回からは、地域の育成会・子ども会の参加もありました。
令和5年6月2日掲載
第1回 実施概要
【日 時】 令和4年6月5日(日)
【参加者】 青梅市立第三小学校ウェルカムフェスティバル参加者
当該校児童、保護者、教職員、地域ダンスサークル児童・生徒・保護者
※令和3年度3月に開催予定でしたが、政府による緊急事態宣言発動により、実施時期を延期して実施
第2回 実施概要
【日 時】 令和5年1月28日(土)
【参加者】 青梅市立第三小学校ウェルカムフェスティバル参加者
当該校入学予定未就学児とその保護者
当該校児童、保護者、教職員
地域育成会、子ども会
地域保育園保育士等
地域ダンスサークル児童・生徒・保護者
活動内容
〇当施設で勤務する外国人介護職員による、施設の紹介と母国の紹介。第1回、第2回ともに、ベトナム人職員による、ベトナムの紹介を行いました。
〇外国人職員による郷土料理の紹介と、郷土料理の実食
第1回…ブン・ボ・フエ
ブン(米粉の面)に、ボ(牛肉)をトッピングした麵料理
フエとはベトナム中部の都市名で、ブン・ボは郷土料理
第2回…ブン・タン
タンは薬という意味。ベトナムでは旧正月を終えた後の食材で作る麺料理
実施時期が、旧正月後という事で、こちらの料理を選定しました。
〇ベトナム文化体験として「ダーカウ」をみんなで体験しました。ダーカウは、バドミントンのシャトルを長くして重りを付けた羽を足で蹴るスポーツです。ベトナムのいたるところでダーカウをしている人たちがいます。小学生の体育の授業にも取り入れられるほど、ベトナムでは親しまれています。
ダーカウの羽は、施設職員が現地で買い付けてきた、ホンモノを使用しました。
参加者の声
- ベトナムの料理がとても美味しくて良かった。お母さんの料理と同じくらい美味しかった。(小学校1年生と教員)
- ベトナムという国を知る事が出来て、良かった。ベトナムに行きたい!(小学校5年生)
- 綺麗なお姉さんやお兄さんへサインがもらえて嬉しかった。(小学校5年生)
- 異文化交流を子どもに体験させる事が出来て、とても良い機会になったと思う。(保護者)
- 色々な国の人たちが日本で働いているという事や多様性を認め合うという教育の機会が持てた事が素晴らしかった。(教員)
行事を成功させる上で気を付けたこと
- 料理を提供するという事で、食中毒やアレルギーには特に気を使いました。参加者のアレルギーの有無や、調理者の体調管理、しっかりとした加熱調理などに注意をしました。
- 郷土料理という事もあり、参加外国人職員からは、食材や調味料などには、並々ならぬこだわりがあり、あちこちからこだわりの食材を仕入れてきました。参加した職員同士激しく意見を交換しながらも、良い物を作るという情熱がありました。
- こだわった甲斐があり、口々に「美味しい」と言って頂く事が出来ました。中にはおかわりを3杯もした子どもいました。
今後の取り組み
○今後もPTA、学校、育成会、子ども会、保育園等と連携をしながら、同行事への参加をしていきます。またこのような機会を通して、地域社会に対し、高齢者施設への理解を深める活動を行うと共に、社会福祉法人の地域貢献としての使命を全うしていきます。
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