認知症カフェ「しゃろーむ・かふぇ」~地域の縁側として~
社会福祉法人三育ライフ 特別養護老人ホームシャローム東久留米
特別養護老人ホームシャローム東久留米では、地域の縁側(居場所)づくりとして、認知症カフェ「しゃろーむ・かふぇ」を開いています。毎月第三土曜日13:00~15:00まで、参加費200円でお茶と手作りおやつを提供し、認知症の予防、相談なども受けています。
令和5年6月26日掲載
■しゃろーむ・かふぇ
この活動は、東久留米市の南部地区に位置する施設として、地域の縁側(居場所)づくりを目的に始まりました。始めは都営住宅の集会場を借りて開催していましたが、令和5年2月からは、特別養護老人ホーム シャローム東久留米の4階・デイルームにて開催しています。
運営は、認知症サポーター養成講座の卒業生が主体的にサポートしてくださっています。シャローム・パル(活動に参加してくれる仲間のことをこう呼んでいます)の皆さんと一緒に、和気あいあいと活動しています。
*「シャローム」…平和という意味
*「パル」…仲間という意味
活動内容は、みなさんが興味ある事、得意なことを出し合いながら決めています。例えば和裁・洋裁・手芸が得意な方には、端布や使わないタオルでシートカバー、入浴用ミトン(手ぶくろのような洗身用道具)、雑巾、ひざ掛け等を作ってもらいます。さらに今後は、地域の見守り・美化活動として、地域のパトロール・声掛けや、ごみ拾いも予定しています。
活動後には「手作りおやつ」が待っています。季節の美味しいおやつに、皆さん癒されています。
↑ミシン3台を稼働しての作業
↑皆さん手作りのミトン
■地域の縁側として…
私たちの地域で、「私たちがやれることをやれるだけ!」を合言葉に、細く・長く活動していくことを大切にしています。2023年8月には、地域交流スペース桂林荘(東久留米市中央町4丁目)で若年性認知症Café・「わかば」(仮称)も開催する予定です。
シャローム・パルを広げながら、地域の安心作りをハンドメイドで実践しています。
↑シャローム・パルの認知症サポーターさんも大活躍!