地域交流や墨田区の情報発信の場として福祉喫茶を運営
社会福祉法人墨田さんさん会 喜楽里すみだ工房
墨田区にある就労継続支援B型事業所「喜楽里すみだ工房」では、福祉喫茶を運営しています。情報発信のために墨田区と連携し区報の配布コーナーを設置、高齢者見守り相談室と連携し月刊誌を配布しています。9月の防災の日には地域住民へ避難米等の配布も行っています。重度障がい者や高齢者の外出(食事会)や、お買い物体験ができる場も提供しています。
令和6年5月9日掲載
法人概要
平成14年に「墨田区手をつなぐ親の会」から、当法人を立ち上げました。喜楽里すみだ工房は、平成31年に区立の作業所から移行となった就労継続支援B型事業所としては4番目の施設です。商店街のほぼ中央に位置しており、地域密着を目指しています。また、障がい者の理解を深める目的と、喫茶やパン工房の開設により地域の皆様のよりどころを目指しています。この取組みは5年目となり、地域の方々とより深い関係を築くことができ、来所される方々が増えて喫茶の収益も上がり、利用者の活躍の場となっています。
取り組み内容
交流コーナー 区報の配布
墨田区と連携し、新聞等を取っていない方々へ、墨田区の情報を発信できる場所となっています。
高齢者情報の発信
むこうじま高齢者みまもり相談室と連携して、「むこうじまみまもりだより」を交流コーナーに置き、高齢者の生きがいづくりの情報を周知できるようにしています。
災害時の意識向上の活動
・毎年9月の「防災の日」の近くには、利用者の保護者とともに避難米の炊き出し訓練を行っています。その後、地域の方に防災の意識向上を目的として、出来上がった避難米をパック詰めして配布しています。
・東京都赤い羽根募金会より寄贈された消毒液を、コロナの注意喚起のため、来店者に配布しています。
居場所づくり
・高齢者デイサービスの施設から依頼を受け、食事会の場所を提供しています。
・駐車場や障がい者トイレを完備しているため、重度身体障がい者施設の方の外出先としても利用していただいています。また、買い物体験やランチの機会を提供しており、今後も年に何度か来所を予定しています。
・土曜日には、当法人の前身である「墨田区手をつなぐ親の会」のダンスクラブに喫茶店の場所を提供し、当施設の利用者や職員も参加しています。
喫茶入り口景観
地域の情報発信の場
社会福祉法人墨田さんさん会
【喜楽里すみだ工房】
東京都墨田区東向島3-34-4
TEL 03-6661-8561
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