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東京都地域公益活動推進協議会

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「わいわい祭り」を障害児・者 児童 高齢施設の共催で開催し、地域の方々と楽しみました。

社会福祉法人福田会 広尾グリーンハウス

コロナ禍のため開催できていなかった「わいわい祭り」を4年ぶりに開きました。当日は、お菓子やパレット、トルコ料理、ポーランドのドーナッツ、青森県の焼きたてホタテ貝などの飲食コーナー、歌姫の演歌やダンス等の催し物など盛りだくさんで、約400名の皆様と一日を楽しみました。

令和6年6月5日掲載

法人概要

福田会は1876年に創設されました。当時、孤児や貧窮児童の入所を対象としていましたが、1952年に社会福祉事業に基づき、社会福祉法人福田会となりました。1952年に、宮代学園(精神薄弱児施設)を設置、2012年にはグループホーム広尾(認知症対応型共同生活介護)や、広尾グリーンハウス(都市型経費老人ホーム)など高齢者福祉事業を展開し、現在に至ります。

 

取組みのきっかけ

従来は、入所児や職員、保護者、ボランティアの方で、模擬店や舞台発表などを主として行っていました。2017年から「地域交流」を目的として、地域商店やトルコ大使館、青森県やポーランド関係機関など多彩な繋がりを活かして、一日楽しめる「わいわい祭り」を開催しています。

 

取組み内容

お祭りでの飲食店は商店街の方、ダンスなどの催し物は大学生や高校生のボランティアの方が参加しています。当施設の利用者の方は創作品の販売や売り子の手伝い、職員は招待客の方の対応や準備、調整などを行っています。地域の方にチラシを配ったり、当施設の卒園生にも呼び掛けています。ポーランドとの繋がりについては、1920年にシベリアのポーランド孤児救済で日本へ来た子どもたちが当養護施設に宿泊したことがきっかけとなり、現在も交流が続いています。また、トルコ大使館婦人会グループの方がボランティアに来られている関わり、青森県へ高齢者施設開所のために職員の派遣をした関わりなどから、それぞれ繋がりがあり出店しています。

 

今後について

各施設から職員2名がお祭りの委員となり、プログラムの作成に取り組んできました。コロナ禍でしばらく開催が延期されていましたが、昨年度は開催することができました。地域住民の方への理解も踏まえながら、今後も継続していきたいと思っています。

お問い合わせ先

都市型軽費老人ホーム 広尾グリーンハウス
〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-5
電話03-6418-5548

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