りんかい５区 ハートプロジェクト

法人概要

【法人理念】地域社会のすべての人とともに歩む

【基本方針】すべての人がその人らしく生きていくことができるよう、それぞれの違いを認め合い、お互いに尊重し合える社会を育てていく

【法人の沿革】

1995年　障がい児・者と親のグループ「カンガルークラブ」発足

2001年　特定非営利活動法人ぴゅあ・さぽーと設立

2012年　社会福祉法人げんき設立

2024年4月1日現在　6拠点13事業、職員数66名

取組みのきっかけ

当法人は公益事業のひとつとして、2022年4月から臨海斎場内にある売店・喫茶の運営を開始しました。法人理念・基本方針のもと、運営開始当初から、障害のある方を対象とした積極的な就労支援に取り組んでおり、就労体験や施設外就労、自主製品の提供などを行っています。2023年4月より、臨海斎場組織区である５つの区内にある障害者福祉施設が製作する自主製品を展示販売する「りんかい5区ハートプロジェクト」を開始しました。

【臨海斎場について】

港区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区が共同で設置し、葬儀式場４室、火葬炉10基を有する公営斎場です。

【りんかい５区ハートプロジェクトについて】

自主製品展示販売に参加する事業所から、プロジェクト名を公募して名称を決定しました。　

 

取組み内容

「りんかい5区ハートプロジェクト」　～臨海斎場売店・喫茶　障害者就労支援　自主製品展示販売～

【プロジェクトの概要】

5区の障害者福祉施設が、製作する自主製品を展示販売できる環境を提供し、事業所の規模や納品数に応じて柔軟に参入ができる参加型プロジェクトです。参加施設は2023年度は20施設、2024年度は23施設となっています。当法人と各施設の販売委託契約や、販売委託手数料はありません。展示販売製品は、生活雑貨、布製品、アクセサリー、焼き菓子、葬儀関連品など様々です。

【プロジェクトの目的】

①臨海斎場組織区5区の障害者福祉施設が製作する自主製品の販路拡大、工賃向上
②障害者の就労促進、社会参加の促進への貢献
③自主製品販売を通じた障害者への理解促進

取組みの効果

①販路拡大・工賃向上：新たな販路により工賃向上につながりました。展示販売を通じてご縁があり、ギフト受注や新規受注につながりました。

②就労促進・社会参加促進：就労体験により、就労へのステップアップに繋がりました。

③障害者への理解促進：製品の購入や自主製品カタログの設置などにより、売店・喫茶利用者への理解促進を行いました。

 

今後の展望

喫茶コーナーの一画を使用して、自主製品の企画販売・販売体験を開催する予定です。また、プロジェクトの振り返りや今後へつなげる提案・企画など、参加事業所同士で意見交換を行う場として、プロジェクトミーティングを開催する予定です。今後もプロジェクトを継続し、現在行っている就労支援の取り組みを拡大させて、更なる効果につなげていきたいと考えています。

関連リンク

社会福祉法人げんき ホームページ 

【住所】東京都品川区東大井5-5-13-101

【電話番号】03-3474-2515