社会福祉法人富士見会 「第4回秋まつり」
社会福祉法人富士見会 富士見台聴こえとことばの教室
練馬区にある富士見台聴こえとことばの教室では、「第4回秋まつり」を行いました。法人に関係する様々な人が交流しながら秋まつりを行うこと、また地域住民が秋まつりへの来場をきっかけに、当事業所の事業内容を知り、発達相談や医療相談が受けやすくなることを目的とした活動です。
【令和6年度地域課題に取り組むための助成事業 助成法人】
令和7年2月21日掲載
この取組みは、当協議会が実施する「令和6年度地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。
法人概要
当法人は児童発達支援センター、認可保育所、診療所の3事業所を運営し、法人設立当初から主として難聴児の早期療育を行っています。
地域の課題やニーズの状況
児童発達支援センター富士見台聴こえとことばの教室でお受けする相談の中には、「ことばの発達や発音の不明瞭が心配だったが、どこに相談すればよいかわからなかった」「気が進まなかった」という声がよく聞かれます。発達相談や医療相談を受けることができる事業所が、身近にあることを地域住民に広報する必要を感じていました。
取組みのきっかけ
当法人ではコロナ前、毎年バザーを行い施設近隣の方々や卒業生、保護者等が大勢訪れていました。コロナ後は、こうした集いや、交流の場を設定することの難しさを感じていますが、親しみやすい「秋まつり」を開催することで、気軽に訪れて交流することができるような機会を維持していきたいと考えています。
取組み内容
【運営】法人職員、難聴児をもつ親の会、難聴大学生(ボランティア)が協力して運営を行いました。
【対象】施設通所児ときょうだい・家族、保育園児と家族、施設卒園生(難聴小学生~社会人)、地域の幼児と家族が参加対象としました。(練馬区立子ども家庭支援センター貫井に、秋まつりのチラシを掲示・配布していただきました。)
秋まつり内容
保育園園庭と園舎、屋上に飲食・ゲーム・制作のコーナーの設置。(わたあめ、ポップコーン、ガチャポンジュースくじ、ヨーヨーつりなど)
きこえとことばの相談コーナーの設置
参加した難聴小学生~社会人の交流会の実施
取組み結果
【参加者数】
秋まつりへの来場人数…子ども98名、大人78名
運営に参加した保護者14名、ボランティア3名
交流会に参加した難聴児・者…小学生4名、高校生1名、大学生2名、社会人1名
秋まつりを通じて、通常では交流することがない難聴小学生~大学生が交流し、座談会を行うことができました。また、子ども家庭支援センターのチラシを見て来場したご家庭があり、職員と交流ができました。
社会福祉法人富士見会 富士見台聴こえとことばの教室
〒177-0034 東京都練馬区富士見台2-34-4
【TEL】03-3998-4321
社会福祉法人富士見会ホームページ https://www.ans.co.jp/u/fujimikai/