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東京都地域公益活動推進協議会

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子どもと高齢者の世代間交流を通じて、福祉の魅力を発信

社会福祉法人三交会 青葉台さくら苑

東京都目黒区にある特別養護老人ホーム青葉台さくら苑では地域公益活動に力を入れており、特に今年度は、子どもと高齢者との世代間交流に取り組みました。多世代が交流できる拠点として活動を進めてまいります。

【令和6年度地域課題に取り組むための助成事業 助成法人】

令和7年3月4日掲載

*この取組みには、当協議会が実施する「令和6年度地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。

 

活動内容・連携先

1.区内小学校との交流

①青葉台さくら苑の概要、高齢者介護、老人ホーム等を、写真や動画を使用してわかりやすく説明。

②小学4年生と利用者が交流。歌、演舞披露、コミュニケーション、昭和の遊びを教えてもらう交流など。

③小学校に出向き授業、展覧会に参加して交流することも含め、年間5回の交流を実施した。

(実施日:5月31日、7月8日、7月16日、10月18日、11月8日)

 

2.区内中学校2名職場体験学習

①オリエンテーションにて、パワポを使用して青葉台さくら苑の概要、介護の仕事の魅力などを説明。

②喫茶イベントの手伝いとして、喫茶メニュー準備、配膳、片付け、コミュニケーション。

(実施日:6月19日~21日、3日間)

 

3.めぐろキッズレポーター(目黒区事業)受け入れ

①地域交流室にて、大画面に写真、パワポ、動画を映して、高齢者施設の役割、仕事内容などを説明。

②施設見学(リフト、ICT)、利用者と交流。

③実際に現場で働く職員がインタビューに答え、仕事の魅力について話す。

(実施日:9月14日)
 

中学生の職場体験学習

めぐろキッズレポーター

 

 

取り組みの効果

子どもにとっては学習の場に、高齢者にとっては生きる活力に繋がる効果がありました。また介護、福祉の仕事の魅力を発信する機会をつくるうえで、わかりやすく丁寧に、面白く伝えることは重要であると感じています。

子ども以外にも、毎月の認知症カフェにおいても動画を使用して体操したり、スポーツ観戦をしたりして話題作りをし、交流する場を設けたことで、少しずつ利用者が増加しています。また2月28日には避難所運営訓練(災害対策本部の設置)を実施し、地域住民が頼れる拠点として周知する機会にもなりました。
 

今後の課題

認知症カフェの充実を図り、大画面を使って映画を上映するなど企画を増やしたいと考えています。介護教室、地域会議の場としても活用してもらえるよう門戸を広げていきたいです。また、困った時に頼れる拠点として、更に施設の認知度を高めていきたいと思います。

社会福祉法人三交会 青葉台さくら苑

〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-21-6
TEL.03-3791-3503
ホームページ:https://www.sakuraen.or.jpこのリンクは別ウィンドウで開きます