地域の絆で支え合う未来へ!安心と笑顔が広がる街 in はるえ
社会福祉法人つばき土の会 もぐらの家
令和6年5月、江戸川区春江地区にある3つの障害者福祉施設が連携して「第1回はるえフェス」を開催し、地域の子どもたちに社会における多様性と共存の大切さを伝えることができました。さらに今年度は、令和7年5月に開催予定の「第2回はるえフェス」に向け、準備を進めています。
【令和6年度地域課題に取り組むための助成事業 助成法人】
令和7年3月14日掲載
*この取組みには、当協議会が実施する「令和6年度地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。
実施に至る経過
令和6年5月11日、「第1回はるえフェス」が開催されました。このイベントは、江戸川区春江地区にある3つの障害関係福祉施設(江東園ケアセンターつばき、地域活動支援センターはるえ野、もぐらの家)が共同で実行委員会を組み、お互いの強みや経験を活かしながら企画してまいりました。そして、春江小学校、町会、江戸川区にも協力を依頼し、小学生をターゲットにした福祉体験型スタンプラリーと障がい者による音楽フェスを実施し、当日は多くの地域住民に参加していただくことができました。
第1回はるえフェスの成果と反響
ターゲット層である小学生は300名が参加、付き添いの保護者を合わせると500名近い地域住民の方に参加していただけるイベントになりました。
反響としては、町会(椿親和会、谷河内南町会)から、「来年もよろしくね」とイベントに対する期待感が聞かれました。
第2回はるえフェスの企画案
令和7(2025)年5月に開催予定の「第2回はるえフェス」の企画案です。
◆音楽フェスティバル
このフェスティバルは、障がい者の人々が積極的に参加できる環境を提供します。多様性や包括性を称える場でもあります。音楽を通じて心をひとつにします。障がい者が自分自身の表現の場を持つことで社会における多様性と共存の大切さの理解に繋がります。
◆町内会でのスタンプラリーへ規模拡充
- 複数の障害者施設や春江小学校が協力し、小学生たちに障がい者の日常や困難を理解し、共感する機会を提供します。参加者は施設を巡りながらスタンプを集めることで、障がい者理解や福祉にふれる体験ができます。
- 地域住民が交流する機会を提供し、地域の絆を強化します。住民の顔が見える関係を築くことで、地域全体の安心感と協力体制を向上させることができると考えています。
- 【地域の魅力再発見】 地域内には名主屋敷という歴史的建造物があります。住民が地域の魅力を再発見し、地域愛を深めるために、地元の歴史や文化に対する理解を深め、地域への誇りと愛着を醸成していきます。
- 【防災意識の向上】 防災スポットを巡るスタンプラリーを通じて、住民の防災意識を高め、災害時の対応力を向上させます。地域住民が防災知識を共有し、災害時に協力し合う体制を強化していきたいと思います。
【参考】第1回はるえフェス(令和6年5月)の様子
*東京都地域公益活動推進協議会にて、地域公益活動の紹介動画として取材をしました。
社会福祉法人つばき土の会 障害者支援施設もぐらの家
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