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東京都地域公益活動推進協議会

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介護予防体操を実施し健康を保つ

社会福祉法人 仁愛会

特別養護老人ホームとして、地域の方と共に触れ合う活動に取組みました。地域のニーズに対して社会福祉法人が在宅で継続した生活が送れる支援を実施した。

平成29年7月28日掲載

地域のニーズに応えたい

この活動に取組む前は、住み慣れた地域で長く暮らしたいニーズがあり、施設で行う活動に受入はしていましたが、施設から出向くことはなかったのでニーズに応えられるかが課題でした。

介護予防体操実施


「深呼吸しましょう」

 

近隣の高齢者の方がコミュニティーセンターに集合し、体操をメインに活動をしました。準備体操で体の調子を整え、リズム体操と脳トレ運動を実施。和気あいあいと楽しく運動ができました。桧原村ふれあいサロンの事業の一環で、人里うば桜の会の会員の方が集い、交流を図りました。


「体を伸ばしましょう」

 

桧原村は山に囲まれた小さな村であり、高齢化率が43.4%と非常に高く、高齢者は独居または、夫婦世帯が多い状況です。山間の集落で暮らす高齢者の方は、病気やケガになった際は、交通事情が悪く病院まで遠く不便です。緊急の際の交通手段や通院、日常の買い物など日常の足が急務の課題です。

福祉に関しても資源が乏しくサービスが行き届かない状況があります。当日参加の会員の方とは楽しく交流ができ地域住民が集まる成果があしました。今後の課題として、特養が継続的に地域に出向機会が不十分ということを感じました。