地域の方の声から生まれた子ども食堂
社会福祉法人 東京聖労院 清雅苑
地域における連携により実現できた子ども食堂
平成29年7月24日掲載
子ども食堂のきっかけ
子どもの健全育成と食育活動に取組む方々、地域の福祉課題に取組む方々の声が一致し、中里地域でも子ども食堂を実施したいという考えが膨らみ、清雅苑を活動場所として使用できないかとの相談がありました。清雅苑でも地域貢献のあり方を検討している最中の相談であり、施設を活用していただく事となりました。
実施前段階の準備
29年4月に1回、5月に2回事前打ち合わせを実施し、先ず1回目の実施日として6/28(水)と決定しました。打ち合わせでは、保健所へ営業許可・届出等を確認の必要性や、どのように子どもに案内するか、必要な物品をどのように確保するかなどが議論されました。
実施段階
どれだけのお子さんを迎えられるのか不安を感じながらも、2名の参加がありました。2名を迎えるのにあたり、6名の地域の方々、2名の学生ボランティアの8名が参加されました。大人の人数も多く、お子さんも雰囲気に慣れない様子も見られましたが、年齢の近い学生ボランティアの方と『UNO』や『ジェンガ』等で遊ぶことでだんだんと打ち解けることができました。食事には清雅苑の2名の職員も参加し、総勢12名で会話をしながらの食事となりました。
当日には参加できませんでしたが、打合せには清瀬市社会福祉協議会職員も加わり、社協の備品貸出事業で炊飯器をお借りし、子ども支援センター職員の方にも協力いただき、地域全体の力で第一回目の『子ども食堂』を実現することができました。まずは月1回の開催ですが、今後も、清雅苑として出来る部分を協力し、より地域に貢献していきたいと思います。