社会福祉法人の使命に基づき、地域における福祉課題の解決に向けて、3層による地域公益活動を推進します。

東京都地域公益活動推進協議会

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ノーバディーズパーフェクト事業

社会福祉法人 至誠学舎立川

ノーバディーズパーフェクト事業の様子

地域の親がそれぞれに抱えている悩みや関心についてグループのみんなで出し合って話し合いながら、自分にあった子育ての仕方を学んでいきます。

「一人ひとりに合った子育ての方法を見つける」糸口として

多くの親が自分の子どもを持って初めて赤ちゃんと接しています。子どもは地域のみんなの力で育つものですが、それを忘れてしまい親なら初めてでも子育てが出来て当たり前だと親自身も周りもそう思い込んでいます。

そこで「みんなで子育て」の糸口として、0~5歳児までの子どもを持ち、子育てが難しいと感じている親のために、カナダ保健省が開発したプログラムを取り入れました。進行役のファシリテーターと共に、参加者がそれぞれに抱えている悩みや関心について、グループみんなで話し合い自分に合った子育ての仕方を学んでいく「子育ての輪」を作り、自立した親になるためのサポートの場として実施しています。

主な対象者は、地域や自園の一時保育や子育てサークルの利用者で、対象乳児(5ヶ月から3歳)を育児中の母親です。

ノーバディーズの様子

ノーバディーズの様子2

地域の親がそれぞれに抱えている悩みや関心について、グループのみんなで出し合い、話し合いながら、自分にあった子育ての仕方を学んでいきます。

  ① 子どもの健康や安全、しつけなどについて学びます
  ② すでに持っている子育てのスキルを高め、新たなスキルを習得し練習します
  ③ 自分の長所や能力に気づくことによって、親としての自信をつけます
  ④ 学習しながら他の親と知り合ったり、くつろいだり、楽しみます
  ⑤ 他の親との繋がりを深め、助け合い、サポートしあえる関係をつくります

保育士がファシリテーターになり7回のセッションを行う

具体的には、園の情報誌・チラシを見て申し込みがあった対象者の条件を満たす母親に向け、ファシリテーターの保育士1名が7回のセッションを実施します。その間、児童は園の保育士が保育にあたります。セッションは、母親たちが自分たちで組み立てます。セッションの中で、既に持っている子育てのスキルを高め、自分の長所や能力に気づく事によって、親としての自信をつけていきます。セッションの途中にはティータイムも設けています。くつろげる場であり、グループの繋がりも高まります。参加費・保育料・お菓子代全て無料です。7回のセッションの間は、セッション中も利用する子育てテキスト〝完璧な親なんていない”を貸し出し、家庭でも困った時の道案内としてつなげ、自分で解決できる方法を身につけていきます。

母親が自信をつけて地域で生活

参加者は、回数を重ねるごとに打ち解けていきました。内容も参加者の興味と関心、実際の抱えている問題に役立つ内容になるように工夫しました。体験学習サイクルを特に意識して、各回で誰かの問題を一つを取りあげてサイクルにあてはめてみるなど、具体的に学習できるようにしているので、体験学習サイクルを自分の生活にあてはめられるようになっている人もいました。全体の話した内容、自分たちで出し合ったアイデア等を家に帰っても思い出せるように、毎回簡単なまとめを作り、最終回では保育の様子の写真と共にアルバム制作を皆で行なったのも好評でした。ぼんやりではありますが母親達の様子が変わりつつあることを感じました。