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平成29年度港区社会福祉法人連絡会 

港区社会福祉法人連絡会

平成30年2月16日(金)に第3回港区社会福祉法人連絡会(研修会)を開催しました。

今回は、「地域における公益的な取組みの実施」について、すでに活動を行っている社会福祉法人や地域で活動している団体から活動実績を話していただき、今後の地域公益活動の参考にしました。

平成30年3月9日掲載

1.先駆的な取組みについて(事例報告)

大田区の社会福祉法人大洋社の常務理事斎藤弘美様から、大田区における地域公益活動の取組みについて、講演いただきました。

「母子生活支援施設等の運営を通じて見えてきた課題から、その改善に向けた取組みをはじめ、今では大田区内にある社会福祉法人と連携協力し、複数の取組みを実践しています。各法人で得意とするところを生かして無理なく取組んでいくことが大事ではないでしょうか」などの話がありました。大田区での取組みの話を、港区や各法人での取組みにおきかえ、どのようなことができるかを考える良い機会になりました。

斎藤弘美氏の講演風景

2.地域の活動団体から見た社会福祉法人について

港区の白金6丁目にある一般社団法人みつ蛍の代表理事中野敏子様から、コミュニティ・サロンとしての日ごろの活動を通じて社会福祉法人との連携について講演いただきました。

「地域の活動者として、社会福祉法人がどんなことをしているのか、そこにどんな人が働いているのか、そういうことなどが見えてこないと何かを一緒に取組むことは難しい。しかし、一緒に取組むことができれば、活動に活気が出て、また、地域の福祉課題が見えた時には、その解決の糸口も見えてくるなど、まちを良くしていくことができる。そのためには、お互いの顔の見える関係というのが大事ではないでしょうか」という話などがありました。

中野敏子氏の講演風景

平成30年度には、このような研修会での講演等も踏まえ、港区社会福祉法人連絡会としてできる取組みを具体的に進めていきます。