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「子ども食堂・フードパントリー応援企画」の実施と学習会の開催

港区社会福祉法人連絡会

「子ども食堂・フードパントリー応援企画」として、地域のみなさまから食品を募集し、食品を子ども食堂やフードパントリーにお渡ししました。また、学習会「港区における包括的な支援の取組と社会福祉法人の役割」を開催しました。

令和5年3月20日掲載

子ども食堂・フードパントリ―応援企画

 地域のみなさまから食品を募集し、子ども食堂やフードパントリー等により子ども・子育て家庭を支援する団体へ食品を提供する、「子ども食堂・フードパントリー応援企画」を実施しました。

 令和5年2月1日~14日に食品を募集した結果、842点の寄付をいただきました。15の社会福祉法人が連携し、食品の募集や仕分け、運搬など、その法人でできることを担い、4団体に食品をお渡ししました。

 この取組をとおして、地域の活動団体の活性化や地域の子ども・子育て家庭への支援に寄与したほか、地域の中で募集した食品を提供するという仕組みをとおして、各社会福祉法人が地域住民や企業等と活動団体との懸け橋となり、地域福祉への理解を促進しました。

 食品をお渡しした団体からは、「食品提供の情報があっても受け取る際の運搬方法がなくて困っていたが、(団体へ)届けてもらえたことで、多くの困窮者に渡すことができた」「民間ができることは限界があるので、連携によって更なる支援の輪の拡大を期待する」などの感想やご意見をいただきました。

    

 <地域のみなさまから募集した食品の一部>  <15法人が連携して募集や仕分け、運搬を
                                                                 実施
>

   

     <食品を4団体に寄贈>

学習会「港区における包括的な支援の取組と社会福祉法人の役割」

 令和5年1月12日に、オンラインを活用した学習会「港区における包括的な支援の取組と社会福祉法人の役割」を開催しました。

 明治学院大学名誉教授 河合克義氏を講師に迎え、地域で分野を横断して取り組む包括的な支援について、その意義や、社会福祉法人に期待されることや役割について学びました。また、港区で近年に開始した包括的な支援の取組である、「福祉総合窓口」「コミュニティソーシャルワーク事業」について、区役所・社会福祉協議会の職員から説明や事例を聞き、理解を深めました。

 社会福祉法人が分野を超えて地域の課題やニーズを捉え、地域公益活動に取り組んでいくことの必要性を改めて考え、共有する学習会となりました。

 <オンラインと参集で行った学習会の様子>

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