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しらさぎ桜苑「駒ちゃんサロンの実践」~健康チェックや健康講座も開催~

社会福祉法人 武蔵野療園 しらさぎ桜苑

だれでも気軽に参加できるまちなかサロンをしらさぎ桜苑内で開催。スタッフの中に看護師がいて、健康相談や簡単な健康チェック・測定を開催時間内で実施。

平成30年8月22日掲載

<取り組みの経緯>

中野区社会福祉協議会の地域担当職員にまちなかサロンの運営について、立ち上げ時から相談にのっていただき「駒ちゃんサロン」を実施。特色として、看護師がスタッフに入り、健康相談・健康測定の他、隔月で健康講座を取り入れて、毎月1回実施することにしました。

駒ちゃんサロンのご案内PDFファイル(429KB)

<主たる活動と実績>

平成26年から実施をしており、毎回25名程度の地域の方々が参加しています。サロンのスタッフは、施設の職員以外に地域ボランティアも手伝ってくれています。参加する人たちは、70代から90代の方々が多いです。毎回、地域を担当する地域包括支援センターの職員や区のアウトリーチチーム、民生委員の方が参加しています。活動内容は、参加費100円で、お茶とお菓子を提供し、季節にちなんだ話題の紹介から始まり、昭和のなつかしい映像動画をながしたり、簡単な健康体操をしたり、懐かしい歌をみんなで歌ったり、隔月に健康講座(目の健康の話、口の健康の話、脱水予防の話、腸の健康の話、認知症の予防と運動の話、簡単で栄養が取れる調理の話など)を専門の方を招いて行っています。

 

<活動の成果>

開始から5年経ち、参加される方は皆さん顔なじみになり、欠席すると、「どうしたのかしら、具合でも悪いのかしら」など心配されるなど、この場所が一つの居場所となって、交流が生まれています。また、健康チェック・測定も毎回楽しみにしている方も多く、もらった記録をかかりつけ医に見せたりすると、先生から「いいことですね。継続してください」と言われたとお話しいただくこともあります。

<今後の展望>

これからは、ボランティアスタッフに中・高校・大学生などが加わると、若いエネルギーがもらえて活気づくのではと考えています。あまり、イベント中心にならないで、居場所の基本である「話したいことが十分言えて、聞いてくれる人たちがこの場所には居てくれる。」という思いを大事にしていきたいと思っています。