地域拠点整備事業『みんなのえんがわプロジェクト~みんなのえんがわ中央町~』
社会福祉法人 東久留米市社会福祉協議会
地域住民や民生委員、福祉関係者などによる運営委員会と、えんがわサポーター(ボランティア)、社協がアイデアと力を合わせて、誰もが気軽に立ち寄り集える、えんがわのような居場所づくりに挑戦しています。
【令和6年度地域課題に取り組むための助成事業 助成法人】
令和7年3月4日掲載
*この取組みには、当協議会が実施する「令和6年度地域課題に取り組むための助成事業」にて、活動経費の一部を助成させていただきました。
法人概要
社会福祉協議会(通称:社協)は、社会福祉法により都道府県・市区町村に設けられた民間の社会福祉団体です。「いざ、というときでもここに住んでいれば安心」子どもからお年寄りまでどんなひとも“互いに支えあいながら安心して生活できるまち”の実現に向けて地域のみなさまを中心に、様々な立場の人(行政や福祉関係機関等)と“輪”を広げながら色々な福祉事業を展開しています。
地域の課題やニーズの状況
小さな困りごとを相談する相手がいないために、地域の中で孤立し、困りごとが深刻化してしまう人が増えています。この状況は年代を問わず、誰にでも起こる可能性があります。何らかの困りごとが発生したとき、相談先は既存のサービスを含め複数ありますが、そこにつながるまでのハードルは高く、あるいは、自身に困り感がないといった課題が見られることもあります。
このような状況を、社協職員はもちろん、ともにまちづくりを進める地域の担い手(民生委員・児童委員やミニデイホームスタッフ、ボランティア、シニアクラブ、子ども食堂、近隣の福祉施設・団体など)のみなさんもそれぞれの現場で長期に渡って課題として感じていました。それらをわたしたちは都度共有し、解決方法について検討してきました。
連携先
地域住民、地元自治会、民生・児童委員、シニアクラブ連合会、ロータリークラブ、ライオンズクラブ、子ども食堂、近隣の福祉施設・団体、地元企業など、多くのみなさんと共に取り組みを進めています。
取り組み内容
「同じ地域に暮らす誰もが、気軽に立ち寄り集えるえんがわのような居場所づくり」
以下の活動の3つの柱をもとに、週に2~3日オープンし、自由参加のプログラムやイベントをしています。
- 「みんなのえんがわ」…地域の誰もが気軽に立ち寄り、安心していられるみんなの居場所をつくります
- 「つながり・学び合う居場所」…お互いさまの関係で、助け合い、学び合い、交流できる居場所をつくります
- 「参加・活躍する居場所」…多様な自分らしさを認め合い、参加・活躍できる居場所をつくります
取り組みの効果
まだ始まったばかりの取り組みですが、地域住民同士、地域住民と関係機関・団体が同じ目標に向けて議論を重ね行動することで、日々新たな気づきや学びを得ることができています。困りごとを抱えた住民にとって、予約なしで気軽に立ち寄ることができ、ここに来れば誰かいて、ちょっとしたことを話せる、誰かとつながることができる、そんな居場所ができました。
また、制度にとらわれない住民による自由な活動である強みを生かして、多様な自分らしさを認め合い、無理せずできることで支え合う運営は、個人をエンパワメントし、後の地域のエンパワメントにつながると考えています。
社会福祉法人 東久留米市社会福祉協議会
東久留米市滝山4-3-14 わくわく健康プラザ2階
TEL:042-471-0294(代表)
ホームページ:https://higashikurume-shakyo.or.jp/