児童部会は東京の児童養護施設、自立援助ホームが会員となり、児童養護事業の発展と向上を目指して調査・研究、連絡調整、研修などさまざまな活動を企画・運営しています。
児童養護施設は児童福祉法に定められた児童福祉施設の一つで、かつては孤児院とよばれ、戦災孤児、浮浪児、引揚孤児等の保護育成事業を行ってきました。最近では、保護者がいないケースは少なく、親の離婚や病気、虐待などさまざまな事情で家族による養育が困難な子ども(おおむね2歳~18歳)たちが入所し、生活しています。
また、自立援助ホームは中学卒業後、就職することにより児童養護施設等を退所した児童に生活指導等を行い、自立に向けた援助を行う施設です。利用者は、みな働きながら寮費をおさめて生活を送っています。
※これらの報告書等は有償頒布しています
総務部 図書係(TEL:03-3268-7185)
全国児童養護施設協議会(http://www.zenyokyo.gr.jp/)
多摩地域の児童養護施設を退所し、社会で生活する人たちの交流の場として、平成28年に立ち上がりました。多摩地域14の児童養護施設による三多摩児童養護施設長会における発案により、各施設の自立支援コーディネーターを中心に、NPO法人エンジェルサポートセンターと連携してサロン活動やイベントを実施しています